ベトナムのオフショア開発はなぜ今最も熱いのか?特徴を解説!

ベトナムのオフショア開発はなぜ今最も熱いのか?特徴を解説!

「オフショア開発は、今ベトナムが一番熱いと言われているけど本当のところはどうなの?」
「ベトナムのオフショア開発は、どんな特徴がある?」
「オフショア開発の先端と言われている中国やインドと比べてどうなんだろう?」

IT業界に携わっている方だったら「オフショア開発はベトナム」ということを聞いたことがあるかもしれませんね。

ベトナムでのオフショア開発に興味があるので詳しく知りたいという方のために、詳しく解説してみました。
この記事を読めば、ベトナムにおけるオフショア開発の特長が理解できます。

それではさっそく見ていくことにしましょう!

ただ、結論から言うと、オフショア開発はディレクションが難しいです。
もし自社サービスを開発したい場合は、開発会社に委託するもの一つの手段となるでしょう。

特に費用を気にされる方はノーコード開発がおすすめです!

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ベトナムのオフショア開発が人気の理由と特徴

ベトナムのオフショア開発が人気の理由と特徴

ベトナムのオフショア開発は、中国、インドの代替国からアウトソーシング先として発展した経緯があります。

中国やインドの人件費が高騰したということや、ベトナムのIT技術が拡大した背景もあり、今やベトナムは日本企業から注目を浴びています。

日本企業だけでなく、世界中のテクノロジー大手企業から注目されているのがベトナムです。

具体的に、ベトナムのオフショア開発はどんな特徴があるのか詳しく見ていくことにしましょう。

①人件費が安い

ベトナムのオフショア開発で、一番の魅力は何といっても人件費が安いことです。

日本におけるITエンジニアの平均年収は300万円前後で、月給にすると25万円ほどですが、ベトナム人エンジニアの平均月収は新卒で300ドル、若手のエンジニアで月400~800ドルになっています。

具体的な単価については、エンジニアのレベルや案件ごとに差がありますが、だいたい1/2から1/3ほどの費用で抑えられるでしょう。

オフショア開発における経費で、人件費は大きな割合を占めます。この人件費が安く抑えられるというのは大きなメリットといえます。

単純な作業は時給で請け負ってくれるフリーランスもいる

HTMLのコーダーなど簡単な作業は時給1,000円以内で請け負ってくれるフリーランスもいます。ちょっと手直しをしたいなど、簡単な作業を頼むときに便利です。

②優れたIT技術がある

IT技術はどうなのか一番気になるところですが、ベトナムにおけるIT技術者は、オフショア開発最先端国であるインドや中国と比べても顕色ありません。

高度な開発技術や知識を有しているエンジニアはインドで39.0%、中国で27.4%、ベトナムで31.3%というデータがあります。

需要が多いAndroidやiOS向けスマートフォンアプリ開発や、フロントエンドからバックエンド開発まで請け負うことができます。

(引用先:「日本におけるインド・オフショア開発の可能性」より)

③優秀な技術者が豊富

ベトナムでは国策として、国をあげて優秀なITエンジニアを育てています。理系大学出身の若い人材が毎年多数輩出されており、その数は年々増加しています。

毎年5万人の学生たちが、ITの技術を身につけて市場に供給されているのです。ベトナムでは若者に人気の職業の一つがIT関連の仕事となっており、優秀な人材が見つけやすい背景となっています。優秀な技術者が豊富なのは大きなメリットでしょう。

最近では価格面でのメリットよりも、「エンジニアが優秀である」という理由から、ベトナムをオフショア開発先に選ぶ企業も増えてきています。

エンジニアは日本語取得者も多い

ベトナム人エンジニアは日本語の取得にも熱心で、日本語を理解できる技術者も多いのが特徴です。ベトナム政府が語学教育に力を入れているため、日本語だけでなく英語力も高い技術者が多くいます。

クリエイティブ人材も増えている

IT技術以外にも、クリエィティブ人材を使って開発するケースも増えてきています。
クリエイティブ人材とは、発想力を生かして物を生み出していく人材のことで、一言で言うと「創造する人」のことです。

業種別で言えばWebデザイナー、グラフィックデザイナー、コピーライターのような職種を指します。
開発用途に合わせて、様々な業務形態を結ぶ体制も整ってきています。

即戦力になる人材が多い

またベトナムでは大学在学中にプログラム言語の知識だけではなく、実践的なスキルを経験することが多いため、入社後に改めて教育をし直す必要がありません。即戦力としてすぐに働いてもらえるという点も大きなポイントです。

④日本企業にとって利便性が高い

ベトナムと日本における時差は2時間で、日本企業と営業時間を揃えやすいという利点もあります。日本の方が2時間早く進んでいるので、ベトナムの朝8時が日本時間の午前10時になります。

地理的な距離が遠いと時差も大きくなるので、対面でのミーティングや通話は一苦労しますね。しかしタイムロスが最小限のベトナムでは、営業時間がほぼ同時進行なのでスムーズに業務を行えるでしょう。

日本からのアクセスが良い

日本からベトナムへのアクセスの良さもあげられます。東京から飛行機で6時間ほどで、本数も多く料金も比較的安いので出張の際には便利です。急な出張や、直接会う必要がある場合は大きなメリットになります。

年間の稼働日数が多い

またベトナムにおけるオフショア開発のメリットに、祝日が少なく年間稼働数が多いという点があげられます。日本とベトナムの祝日を調べてみると日本が年間計17日あるのに対し、ベトナムでは計10日と1週間も違います。

さらに年末年始やお盆、ゴールデンウイークといった休業もないので、開発日数をより多く確保できます。

政治的なリスクが少ない

ベトナムは安定した政治を保っているので、クーデターやデモによる営業日数の現象というリスクを減らすことができます。「2018年の世界平和度指数」でベトナムは60位で、これは中国の112位やインドの136位に比べて高い数字となっています。

⑤勤勉でまじめな国民性

ベトナムは南北に長い地理的条件を持ち、ハノイを中心とする北部には四季もあります。

北部は気温も下がり食料の確保に苦労してきた経験から、まじめで勤勉、コツコツと物ごとを進めるタイプが多いのが特徴です。逆にホーチミンなどの南部は温暖な気候に恵まれ、食べ物に困る事がないので、楽天的で人懐こい性格のタイプが多いようです。

⑥親日国である

ベトナムは親日国で日本に対しての信頼は厚く、日本の文化や日本製品に興味や憧れを持つ人も多いのが特徴です。将来日本に行きたいとか、働いてみたいという人も多いので、日本人にとってはパートナーを組みやすい国であると言えます。

ベトナムオフショア開発・中国との比較

ベトナムオフショア開発・中国との比較

中国はオフショア開発における先進国で、オフショア開発と言えば中国の名前を思い浮かべる人も多いと思います。ベトナムにおけるオフショア開発とどのような違いがあるのでしょうか?ここでベトナムと中国の違いを見ていきたいと思います。

中国は人件費や開発費が高騰

中国のオフショア開発は日本から地理的に近く、人件費も安く抑えられるために一時期は日本の企業がこぞって中国を委託先に選んでいました。

しかし近年は人件費や開発費の高騰が進み、費用的なメリットが少なくなる傾向にあります。その点、ベトナムでの開発は費用的なメリットを受けることができます。

ベトナムは人材が定着しやすい

ベトナムでのオフショア開発は、中国での開発と比べると、人材が定着しやすいのが特長です。そのため人材教育が功を為すという点や、知的財産に関しての意識が高いという点もあります。

中国のオフショア開発では、日本的な経営方針に関して行き違いが発生することが多いのですが、ベトナムの企業では、日本的な経営に対して好意的に受け止めてもらえるというメリットも見逃せません。

ベトナムオフショア開発・インドとの比較

ベトナムオフショア開発・インドとの比較

オフショア開発の先端を行く国と言えば、インドも思い浮かべる方が多いでしょう。ベトナム企業に比べてインドのオフショア開発はどんな感じなのか調べてみました。

インドは欧米との豊富な実績がある

インドは欧米のオフショア開発先として圧倒的な業務実積があります。そのため、高い英語力に加えてハイレベルな技術にも対応可能です。そのため費用も高くなる傾向がありますが、ベトナムはまだ新興の開発国ということもあり、開発費も抑えられる傾向にあります。

インドは大企業の開発を受注

またインドのオフショア開発の特長として、中小企業のオフショア開発よりも、基本的に大企業のオフショア開発を受注する傾向があります。インド人は多言語を扱える優秀なエンジニアが多く、ブリッジエンジニアやコミュニケーターが多く見つかるという点も特徴です。

ベトナムのオフショア開発会社を選ぶポイント

ベトナムのオフショア開発会社を選ぶポイント

ベトナムにオフショア開発を依頼したいという場合、どの会社を選んだらよいのか迷ってしまいますね。そこでどんな会社を選んだらよいのか、ポイントをまとめてみました。

①開発先の得意分野を知っておく

ベトナムのオフショア会社もその会社によって得意分野が違います。自社の案件と、開発先の得意分野がマッチしているかよく調べるようにしましょう。

候補となる開発会社をいくつか選んで比較するようにします。案件や開発の内容によって費用も変わりますので、十分検討するようにしましょう。

②コミュニケーションが取りやすいかどうか

委託先の会社は日本語を話せる人材がいるのか、又は英語でのコミュニケーションになるのか、あらかじめ調べておきましょう。

会社によっては日本語の話せるエンジニアが在籍している場合があります。またその会社の対応を調べるために、質問をメールで問い合わせてみてもよいでしょう。その会社の対応が素早く丁寧かどうか分かります。

③日本企業との開発実績があるか

すでに日本企業との開発実績がある場合は、日本企業との仕事もスムーズにいく場合が多いでしょう。その場合はトラブルなども起こりにくいと考えられます。

④エンジニアの質と数は十分か

オフショア開発を成功させるためには、優秀なエンジニアの存在は必須です。エンジニアの技術レベルが自社の開発案件に合致しているかどうか、あらかじめ調べておくと安心です。

エンジニアの質を調べるにはホームページを見て、技術レベルの高さが分かる規格や資格が明記されていると安心です。また大規模な案件では十分な人数をする必要があるので、エンジニアの人数が十分かもホームページで調べてみましょう。ホームページに記載がない場合は、直接会社に問い合わせることも大切です。

⑤セキュリティ対策はしっかりしているか

オフショア開発会社を選ぶ際は、セキュリティ対策が万全かどうかもチェックしておきましょう。ウイルス対策やハッカー対策がずさんだと情報漏洩などの重大な問題を起こす可能性があります。

また万が一の事態が起きた時の保障体制が、しっかり整っているかも事前に調べておくようにします。後から大量のバグが見つかるというケースもあるので、様々な事態を考慮し、保証制度がしっかりした会社を見つけるようにしましょう。

ベトナムオフショア開発・おすすめ開発会社10選

ベトナムオフショア開発・おすすめ開発会社10選

ベトナムでのオフショア開発におすすめの会社を10厳選してみました。ベトナムでオフショア開発を行おうと思っている企業の方は必見です。

①ルビナソフトウエアジャパン株式会社

日本との大手企業との取引実績もある会社です。創業より、一貫して日本市場の案件のみ受注しています。ISO9001、CMMIレベル等の国際標準規格に準拠した品質管理を行っている点も安心ですね。またお客様との対応は100%日本語なのも嬉しいです。

http://www.offshore-kaihatsu.com/mypage/luvina/

②株式会社DEHA SOLUTION

ベトナム企業のトップ10に選ばれた技術力を誇るオフショア開発会社です。エンジニアはIT技術においてはもちろん、日本語検定1級や2級を保持しているメンバーが多数在籍しています。ISO27001を取得して国際的な基準での管理もできる会社です。

http://www.offshore-kaihatsu.com/mypage/deha-solutions/

③東洋システム&ニッコクベトナム

プロジェクトごとに専用チームを結成し、サービスに一丸となって取り組みます。いずれの案件も日本語対応可能です。また日本人技術者が常駐しているので、言語により起こる問題を避けることができるのが心強いですね。クラウドシステムの開発からアプリの開発まで幅広く開発しています。

http://www.offshore-kaihatsu.com/mypage/toyonikkoku/

④Hitachi Vantara Vietnam Co.,Ltd.

日立グループのベトナムオフショア開発会社で、高い技術力と豊富な実績を誇ります。20年にわたり活躍してきた豊富な経験を生かして、様々なサービスを提供できるのが強みです。ベトナムITサービス協会の賞を9年連続で受賞する等、多数の受賞歴があります。

http://www.offshore-kaihatsu.com/mypage/hitachi-vantara/

⑤TCOM TECHNOLOGY AND COMMUNICATION

アプリ開発からWebシステム開発まで、幅広い業界や分野で開発実績を持つオフショア開発会社です。ソフトウエア製品のコンサルティングから開発、デザインなどのクリエイティブな案件も請け負っています。現地のオフショア開発会社との窓口は日本側で対応するので、安心してやり取りを行えます。

http://www.offshore-kaihatsu.com/company_list/vn/

⑥3Sインターソフト株式会社

ベトナムの会社と日本の老舗ソフトウエア開発会社との合弁会社です。日本人のエンジニアが開発をサポートするので、初めてでも安心して任せられます。研究開発も積極的に行っている会社で、顧客満足度も高い優良企業です。

http://www.offshore-kaihatsu.com/mypage/3si/

⑦株式会社デザインワン・ジャパン

東証一部上場の企業で、新宿に本社があります。グループ会社としてベトナムでオフショア開発も手掛けています。日本人が現地在住し、日本流のマネジメントを行っているので安心です。最大60%の経費削減実績もあり、成果重視のオフショア開発を行っています。

http://www.offshore-kaihatsu.com/mypage/doj/

⑧株式会社GIANTY

NTTドコモやソフトバンクなど、大手の企業との実績が多数あります。得意な案件はアプリやWeb、ゲーム開発です。優秀なIT技術者だけでなく、デザイナーのクリエイティブな人材も揃えています。またサンフランシスコにも支社があり、最先端の技術を常に取得できる体制を整えています。

http://www.offshore-kaihatsu.com/mypage/gnt.php?id=126

⑨株式会社バイタリフィ

世界レベルの技術を持つエンジニアが在籍する会社で、AI開発など高度な案件を任せられる会社です。スマートフォンアプリ開発ではベトナムNo.1の実績を誇ります。各プロジェクトには日本人のマネージャーが監修するので、コミュニケーションの部分でもストレスなく対応することができます。

http://www.offshore-kaihatsu.com/mypage/vitalify.php?id=12

⑩ALLEXCEED VIETNAM INC.

ベトナムにおける老舗のオフショア開発会社で、豊富なノウハウを蓄積しています。大規模案件から携帯のアプリ開発、CAD系の案件など豊富な実績を持っています。日本人のエンジニアも揃えており、日本国内の開発と変わらない開発を低コストで実現できるのが魅力です。

http://www.offshore-kaihatsu.com/company_list/vn/

ベトナムオフショア開発会社の特徴まとめ

ベトナムオフショア開発会社の特長まとめ

ベトナム人は勤勉でまじめ、優秀なITエンジニアを多数輩出しており、開発費用も日本より低く抑えられるところから、ベトナムでのオフショア開発が注目を浴びています。

オフショア開発先の得意な案件や得意な業務は会社によって変わってきますので、あらかじめホームページで調べておくようにします。

また日本語に対応できる企業や日本企業との実績を多数持っている会社もありますので、そのような会社を選ぶとスムーズに業務を遂行できます。ベトナム人は親日家で集団での行動を好む傾向があるので、日本企業との親和性も高いでしょう。

この記事が、ベトナムのオフショア開発会社を選ぶ際の参考になりましたら幸いです。

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