【2022最新版】クラウドアプリとは?おすすめアプリ15選を徹底解説!

「クラウドアプリ」と最近では当たり前に聞くようになりましたが、そもそもクラウドアプリとは何なのか、説明できる人は少ないかもしれません。
この記事では、クラウドアプリとは、おすすめアプリ15選のほか、Webアプリとの違い、開発のメリットについて解説しています。クラウドアプリを使いこなしてプライベートからビジネスまでネットワークライフをを快適に過ごしましょう。
目次
クラウドアプリとは

クラウドアプリの特徴
クラウドアプリは、
- 大容量データの保存や転送
- データの共有
- メッセージやプッシュ通知機能
- カメラ機能
- GPS機能
を使いたい時に向いています。
オンライン・オフライン関わらず、デバイスで多くの作業をする方が最近では多く見られます。ファイルがたまって容量がかさんでしまうこともしばしばですよね。個人の作業にとどまらず、データを他デバイスと共有する必要があり、また共有の確認等のレスポンスがなるべく早く欲しいというニーズも出てくるでしょう。
そうしたアクティブユーザーにクラウドアプリは欠かせない存在です。
クラウドアプリの仕組み
クラウドアプリは直接サーバーにアクセスせずに、複数のサーバー群からなる「クラウド」に接続してデータをやり取りします。「クラウド」とは大量のサーバーや管理機器が集約されている世界規模の「データセンター」が連動して働いているものです。
アプリをデバイスに入れることで「クラウド」を利用し、オフラインでも閲覧したり、一部機能を使った作業が可能になったりします。
クラウドアプリおすすめ15選

クラウドアプリのおすすめ15選を特徴とともに紹介します。
Googleフォト

画像や映像に特化したですアプリで、画像補正やコラージュもできます。高画質保存が可能で、共有も簡単です。Googleアカウントがあればスムーズにログインできます。仕事やプライベートでたくさん画像や写真を撮る人におすすめ。
>>GoogleフォトをApp Storeからダウンロードする
>>GoogleフォトをGoogle Playからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 15GB |
簡単な編集 | 可能 |
自動バックアップ機能 | あり |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
対応ファイル | 画像・動画 |
対応言語 | 多言語 |
Googleドライブ

テキストから動画まで、さまざまなファイルが保存可能です。アップロードしたファイルにオフラインでアクセス、編集できるのが嬉しいですね。リアルタイムでの共同作業も可能です。
Googleアカウントでログインすることができ、「Googleドキュメント」、「Googleスプレッドシート」、「Googleスライド」と互換性があるのでまとめてダウンロードするユーザーも多いでしょう。
>>GoogleドライブをApp Storeからダウンロードする
>>GoogleドライブをGoogle Playからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 15GB |
他ユーザーとの共有 | あり |
Word・Excelとの互換性 | あり |
対応ファイル | あらゆるファイル |
対応言語 | 多言語 |
Microsoft One Drive

特定のプランでOffice365も一緒に使うことでコストをカットできるのが強みです。Microsoftアカウントでログインできまます。オフラインでの作業、共同編集、バックアップもできるので企業向けにも適しているでしょう。さらにセキュリティを強化した「for Buisiness」も取りそろえています。
>>Microsoft One DriveをAppStoreからダウンロードする
>>Microsoft One DriveをGooglePlayからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 5GB |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
オフライン作業 | 可能 |
対応ファイル | あらゆるファイル |
対応言語 | 多言語 |
Evernote

ふと思い浮かんだアイデアを逃さず保存できます。テキストに画像などを貼り付けて、ノートやメモのように使えるので写真や名刺、ホワイトボードなどスピーディに保存したい内容にも最適です。
動画や位置情報、ボイスメモ機能と、使う人のアイデアに柔軟に対応してくれる優れものです。Googleカレンダーを接続するとリマインダー通知が届きます。
>>EvernoteをGooglePlayからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
Googleドライブとの連携 | 可能 |
ボイスメモ | あり |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
対応ファイル | テキスト・画像・動画・音楽など |
対応言語 | 端末で設定されている言語 |
Amazon Drive

Amzon会員のためのクラウドアプリです。Amazonにログインすることで使えるので、クラウドアプリを試してみたい方におすすめ。ファミリーフォルダを作ることでほかのユーザーと共有できますが、一度に参加できるファミリーフォルダは1つだけなので、プライベート向きです。
>>Amazon DriveをAppStoreからダウンロードする
>>Amazon DriveをGooglePlayからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 5GB |
Amazonプライム会員特典 | 写真無制限保存 |
画像ストレージ上確認 | 可能 |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
対応ファイル | テキスト・画像・動画・音楽など |
対応言語 | 多言語 |
Drop Box

比較的昔からあるDropBoxは、ダウンロードするとPC上にフォルダが作られファイルをドラッグ&ドロップで保存ができるというシンプルな仕組みです。
DropBoxのWeb上でWordやExcelの作業が可能になります。「DropBoxBuisiness」ではアクセス制限やユーザー権限管理も簡単に操作できるようになりました。セキュリティにも力を入れています。
>>Drop BoxをApp Storeからダウンロードする
>>Drop BoxをGoogle Playからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 2GB |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
自動端末データ同期 | あり |
バージョン履歴保存 | 30日間 |
対応ファイル | あらゆるファイル |
対応言語 | 多言語 |
セキュアSAMBA

無料のフリープランの時期から有料級のセキュリティを実感できます。非自動同期型のクラウドアプリで、同期時の更新漏れを無くし、各端末のストレージも圧迫しません。24時間セキュリティ連絡受付体制で、有事の場合もすぐに対処してもらえるので安心ですね。基本的に企業向けのサービスです。
>>セキュアSAMBAをApp Storeからダウンロードする
>>セキュアSAMBAをGoogle Playからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料お試し期間あり |
無料使用可能 | 5GB |
無料登録ユーザー | 3ユーザー |
プラン相談 | 可能 |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
対応ファイル | 主なファイル |
対応言語 | 多言語 |
BOX

ファイル共有権限設定が7種設定できるのが大きな特徴です。
業務に関係ない社員の目に触れないようにすることで情報漏洩のリスクを抑える、管理しやすくなる、などのメリットがあります。また、自分が参加しているフォルダ内でコメントや編集などの動きがあった時にメール通知することもできるため、緊急の業務に役立ちます。
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 10GB |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
オフライン作業 | 可能(「BOX Sync」使用時) |
対応ファイル | あらゆるファイル |
対応言語 | 多言語 |
Direct cloud-box

管理者機能が豊富で、ストレージ管理、IPアドレスでのアクセス制限、セキュリティ対策などを組織単位で設定できるのが特徴です。例えば、アクセス権を持っているユーザーでも、アクセスするデバイスや場所を限定できます。なので情報漏洩のリスクを最小限に抑えられるでしょう。
大容量ファイルの扱いや、同時アップロードにも対応で頼れるビジネスパートナーです。
>>Direct cloud-boxをAppStoreからダウンロードする
>>Direct cloud-boxをGoogle Playからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
法人使用 | 適している |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
ログ監視 | 83種類(業界最多) |
操作性 | 良い(ドラッグ&ドロップ可能) |
対応ファイル | あらゆるファイル |
対応言語 | 多言語 |
Prime drive

ソフトバンク発。日本製のサービスで、サポートも日本で行っているので安心感がありますね。セキュリティ重視のサービスです。
管理画面では複数のユーザーを一括管理できるので把握しやすく管理者の負担を軽減可能です。ファイルを送付する毎にダウンロード専用リンクを発行する仕組みなので、たとえ誤発送してもリンクを無効にして情報漏洩を防ぎます。ユーザー数の人数制限がないところも大企業にはありがたいでしょう。
>>Prime driveをApp Storeからダウンロードする
>>Prime driveをGoogle Playからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
法人使用 | 適している |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
操作性 | 良い |
対応ファイル | あらゆるファイル |
対応言語 | 日本語・英語 |
MEGA

セキュリティに特化したアプリです。無料の20GBも魅力的でどんなデバイスでも見やすいと高評価をもらっています。
チャット機能もあるのでコミュニメーションもスムーズに進むのもポイント。課金の場合は全てユーロになること、無料に間に3か月以上アクセスがないとアカウントが消されてしまう点などは先にチェックしておきましょう。
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 20GB |
互換性 | Windows/MacOS/Linux |
保存・転送時のファイルの暗号化 | 可能 |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
対応ファイル | あらゆるファイル |
対応言語 | 多言語 |
i cloud drive

AppleIDで使い始められるので、Apple社製品のユーザーの多くは使ったことがあるのではないでしょうか。他のクラウドアプリと比べて容量のプランが小刻みに設定してあるので個人が使いやすいのが特徴です。
また、Apple社のoffice系アプリ「Pages」、「numbers」、「keynote」(それぞれWord、Excel、PowerPointのようなもの)も無料で使用可能で、普及しています。
>>i cloud driveをApp Storeからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 5GB |
Windowsユーザーの使用 | 可能 |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
対応ファイル | あらゆるファイル |
対応言語 | 多言語 |
Amazon Photos

Amazonプライム会員特典の1つで無制限に写真や動画を保存できます。またほとんど無圧縮で保存できるのが最大の魅力です。簡単な編集もできます。
最大5人のメンバーとフォルダを共有・検索できるので、思い出は全てAmazonPhotosの中に収められるでしょう。ついついスマートフォンで写真や動画を撮って、整理するのが億劫になってしまう人にもぴったりです。
>>Amazon PhotosをApp Storeからダウンロードする
>>Amazon PhotosをGoogle Playからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(Amazonプライム会員特典) |
無料使用可能 | 写真・動画は無制限 |
他ユーザーとの共有機能 | あり |
自動保存機能 | あり |
対応ファイル | 画像・動画 |
対応言語 | 多言語 |
JSバックアップ

モバイル専用でデバイス間のデータ移行用のアプリ。日本のアプリという安心感と、アプリに慣れていない人にもわかりやすい操作が好評です。利用したユーザーの声では、過去変更してしまったキャリアアドレスに紐づけられていたデータもスムーズに移行できた、と喜ばれていました。
>>JSバックアップをApp Storeからダウンロードする
>>JSバックアップをGoogle Playからダウンロードする
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
PCからの使用 | 不可(モバイル専用) |
他ユーザーとの共有機能 | なし |
操作性 | 良い |
対応ファイル | 主なファイル |
対応言語 | 多言語 |
Degoo

100GB無料と大容量なのが一番の魅力です。セキュリティレベルの高いスウェーデン発祥のアプリで、軍用レベルの暗号化を採用しているので安心ですね。3重コピーで保存というのも頼もしいです。
モバイルバックアップに特化したアプリですが、Webアプリも提供されているのでPCでアップロード、ダウンロードすることは可能です。
<アプリ情報>
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
無料使用可能 | 100GB |
他ユーザーとの共有機能 | なし |
PCからの使用 | 可能 |
対応ファイル | 主なファイル |
対応言語 | 多言語 |
クラウドアプリとWebアプリの違い

クラウドアプリとWebアプリの主な違いは以下の2点です。
- オフラインでも利用可能か
- サービス提供の仕組み
クラウドアプリは先にも紹介したようにサーバー群「クラウド」を利用するので、アプリをダウンロードすればオフラインでも利用可能です。また「クラウド」を使った独特のサービスとして、自分のデバイスに保存できなくなったデータをクラウド上に置いておくクラウドストレージも重要でしょう。
WebアプリはWebサービスとも呼ばれ、特にアプリをダウンロードする必要はありません。しかし、サーバーと通信してはじめて開くことができるので、オフラインでは利用は不可能です。主な例としてはgoogleやyahooなどの検索エンジンが挙げられます。
またWebアプリとWebサイトについて知りたい方は下記の記事も合わせてご覧ください。
WebアプリとWebサイトの違いとは?開発・プログラミング言語の違いまで解説
クラウドアプリ開発のメリット

企業のクラウドアプリ開発のメリットを挙げます。
- システム導入コスト・運用コストの削減
- 企業内でのシステム運用管理が不要になる
- 開発時間が比較的短い
- リモートワークを進めやすい
クラウドアプリを導入することでサーバー管理やメンテナンスにかかっていたコストが不要になります。開発時間も、ゼロから企業内のシステムを構築する場合に比べて、少なく済みます。利用することで、現代の課題でもある「働き方改革」やリモートワークの一助にもなるでしょう。
まとめ

クラウドアプリは、大容量ファイルを扱ったり、オンラインオフライン問わずデバイスで作業を行ったりするアクティブユーザーには欠かせない存在でした。直接サーバーにアクセスせず、アプリをダウンロードすることで、クラウドに繋がり利用することでオフラインのサービス利用を可能にしているのです。
昨今では、企業内でもコスト削減や運営管理の問題からクラウドアプリの導入が増加しています。リモートワーク推進の流れも手伝って今後もクラウドアプリは普及していくでしょう。