【未経験必見】アプリ開発エンジニアの仕事内容は?年収も含めて解説!
アプリ開発エンジニアに興味を持っている方の中には、「アプリ開発エンジニアってどんな業務行うの?」と疑問に感じている方も多いでしょう。
なんとなく難しそうといったイメージから、独学や転職に踏み切れない人も多いかと思います。
そこで、この記事ではアプリ開発エンジニアの仕事内容や年収、必要な言語まで詳しく解説します。
▼『システム開発』の詳細についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
①【初心者必読】システム開発系の会社の種類とそのメリット・デメリットについて解説!
②Webアプリとは? 仕組みと作り方を解説!
目次
アプリ開発エンジニアとは?

アプリ開発エンジニアとは、ITシステムで含まれるアプリを作るエンジニアを表します。
ITのツールや企業の業務をシステム化し、効率化していきます。
アプリにも種類があり、Webで利用可能なWebアプリやスマホで使われるアプリなどさまざまです。
アプリ開発エンジニアの種類とは?




アプリの開発エンジニアの種類について紹介します。
業務系アプリ開発




クライアントが抱えている課題を解決するためのアプリを設計し、開発を行いITツールのパッケージ製品と企業内の業務システムなどの設計、プログラミング、動作テストを実施します。
銀行ATMなどの社会的なインフラに関わることもあるでしょう。
みなさんの身近であれば、ゆうちょ銀行のアプリも業務系アプリとなります。
Webアプリ開発




ブラウザで利用できるWebアプリを開発します。
アプリは、パソコンやスマホにインストールすることだけではなくWeb上で利用することもできるのです。
例えば、みなさんが普段が使用しているTwitterやFacebook、InstagramといったSNS。Gmail・Yahoo!メールはインストールしなくてもブラウザで使用できます。
実際には、ポータルサイトやショッピングサイトもWebアプリとして採用されることが多いです。
スマホアプリ開発




スマホ専用のアプリ開発を行います。
今はスマホアプリの方が便利なことから多くの方が利用しており、アプリとは少し違いますがサイトを作るときに必ずスマホ版も作成することが当たり前になっているため、必須の分野と言えるでしょう。
今後更に便利なものが開発され需要も高まる職種だと言えます。
アプリ開発エンジニアの仕事内容とは?




どんな作業をするのか知っておくと今後の役に立つため、アプリ開発エンジニアの仕事内容について紹介します。
システム設計




要件定義というシステムに必要な条件を整理してまとめる作業を行います。
- 実装する機能
- システム開発の目的
- 開発期間
- 導入や運用方法
上記の4つの決定を行い、開発者がクライアントの要望をクライアントへヒアリングし内容を確認した上で、要件定義書としてまとめられるという流れです。
外部設計を次に行い、要件定義をもとに要件を果たすためのシステム基本設計を行う工程になります。
内部設計




内部設計は、外部からは見えにくいシステム内部の設計を中心に行います。
- 機能分割
- 物理データ設計
- 入出力と詳細設計
メインの内容ですべて分けて行われ、機能分割は各モジュールの機能を明確に決定し、物理データ設計は、データやファイルのやり取りについて決定する設計工程になります。
入出力の詳細設計は、外部設計で決定したUIの表現方法について更に細かく決めていきます。
プログラムの開発




プログラムの開発は、クライアントさんがどこに困っている部分があるか課題を洗い出すことから始まり、課題が分かってきたら解決につなげるためのプログラムの開発のプロジェクトが始まります。
システムの動作テスト




まず、システムテストとはシステムを構築したあとに実行するテストです。
全体的に、仕様書通りにできているかや求められている機能や性能が備わっているかを確認していきます。
開発環境では、分からないバグや不具合を発見するなど品質を確保するために検証していく。
テストの流れについても紹介しましょう。
単体テスト




はじめに、単体テストを行い、作成したプログラムを1つずつ単体でテストし動作するかどうか検証していきます。
それぞれの部品について機能や性能も確認していきます。
結合テスト




次は、結合テストです。
単体テストで確認した複数のモジュールを組み合わせて問題が起きないか、連結がうまくいくかを確認し、小さな結合から大きい結合まで複数に分けて行います。
システムテストの種類




システムテストの種類は、確認テストと評価テストがあります。
確認テスト




回帰テストは、システムに修正を追加したとき変更していない部分に影響が出て別の箇所に新しい不具合が起っていないかを確認テストでシステムを修正する際に、必ず実行される工程です。
デグレードチェックテスト




デグレードチェックテストは、システムに修正を行ったとき前のバージョンに戻って修正済みのバグがまた起こらないかの検証です。
評価テスト
セキュリティテストは、外部からの不正アクセス防止、情報漏えい防止などのセキュリティに関する機能が仕様書に沿って動いているか検証し、不特定多数に利用されているシステムには、必要なテストになります。
ユーザビリティテスト




ユーザビリティテストは、システムの操作性、学習性や見やすいこと、わかりやすいことを含めたユーザーにとって使いやすいかをテストします。
障害許容性テスト




障害が発生したときに、最低限の機能が維持されてシステムが動くかを確認するテストになります。
ハードウェアの故障、データベースのダウンなどの障害が起こる状態を想定して、障害対応、復旧手順について確認することが主な内容です。
性能テスト




システムの性能要件に沿って、処理能力が使用を満たしているかを評価して判定し、システムの時間効率、資源効率などの条件別でレスポンスタイムを測定し、最適化を実施します。
ロングランテスト
ロングランテストは、一定の期間にシステムを連続で稼働させる形です。
パフォーマンスが落ちて、停止するかしないかを確認しシステムの信頼性を確認するテストになります。
ストレステスト




ストレステストは、一度に大量のアクセスを行って過負荷状態でシステムが動くかを確認する。
排他制御や競合条件、メモリーリークを検出して大きい負荷がかかった際の状況を確認しロードテストは、システムの普段の動きやピークのときの動きを測定してピークのときに稼働ができるかどうかを検証します。
キャパシティテスト




パフォーマンスの低下をさせずに稼働するトランザクションを測定しユーザー数、データ量が増加した場合は、どのようにシステムを強化するかを考えるためのテストです。
システムテスト




最後に、システムテストといってすべてのプログラムとハードウェアを組み合わせた検証を実施します。
ハードウェアを動作させながら
・通常のバッチ処理
・月次処理
・四半期処理
・年次処理
などの処理を行います。
結合システムが終了したあとのタイミングで実施。テスト計画は、システムの基本設計から始まっています。
どういった流れかを知っておくことで安心して取り組むことができるため、スマホアプリ開発エンジニアが実際に業務を紹介します。
友人から聞いた1日の流れをお伝えします。
出社後は、メールの確認や前日の進歩の確認をします。
朝のミーティングで進捗や確認事項、注意事項をプロジェクトメンバーでシェアしていきます。
ここまで準備をして、業務をスタートしそれから開発をするメンバーは開発をしてテスター担当は、開発が完了したと同時にテストできるものから確認作業を行っていきます。
プロジェクトリーダーは、クライアントへの対応、進歩によるスケジュールの見直しが済み次第。それから、本日の最終的な業務内容とは進歩を報告します。
基本的にはこの一連の流れを繰り返す感じ。だと教えてくれました。
プロジェクトリーダーは場合によって、クライアントの会議に参加したり、メンバーたちからの質問に答えたりなどの業務も行う場合があります。
アプリ開発エンジニアに必要な言語について




プログラミング言語の種類はさまざまありますので紹介していきます。
PHP




PHPは、プログラミング言語の中で初心者でも入りやすい言語と言われることが多く、コードがシンプルなのと柔軟さが強みなのですが、処理速度は少し時間がかかってしまうことがデメリットになります。
テキストペースで開発が可能なため、特別何かを準備するというものはなく、時間をかけて開発環境を準備しなくてもテキストエディタがあればスタートできます。
そんなPHPは、記されたコードを頭から順に実行する言語になるので、応用力が非常に高くWebアプリのソフトウェアの開発では、優れた開発力を発揮します。
直接ユーザーの目に入るフロントエンド、プログラムの処理、管理をするサーバサイドで使用されることが多いです。
Python




Pythonは、人工知能、機械学習に関する深層学習のデータ処理が可能。1991年に開発された歴史の深いプログラミング言語。現在はその強みを活かして人工知能分野での使用が注目されているようです。
作業のしやすさやコードの信頼性を重点的に、デザインされているのでコードの分量を抑えながら読み書きしやすいのも強みでしょう。
シンプルな文法で、使用するエンジニアのスキルが違っても読みやすさの差が出にくい傾向があるため、チームで開発するときに便利です。
Javascript




JavaScriptは、ソフトウェア開発で使用されていることが多く、Webページやゲーム関係の用途に向いているプログラミング言語になります。
開発当初は、処理に時間がかかっていたもののアップデートによって、スピードアップ現在は、WebサイトやWebサービスなどのシステムによく利用されています。
また凡庸性に優れているため、ユーザーが目にする部分からサーバーで動くような部分まで幅広く使用可能な言語です。
更に、学びやすいことからエンジニアにも人気があります。
C#




マイクロソフト社で2000年に開発され、C言語の系列のプログラミング言語C#になります。
文法は、C言語に近いですがC++とJavaの良い部分を併せ持っており、環境構築や習得はかんたんではありませんが、柔軟性や生産性の高さも備わっています。
開発当初は、Windows専用の言語だったのですが現在は、対応するOSも増えて幅広く活用されています。
アプリ開発エンジニアの年収について




エンジニアの年収って高いイメージでしょう。
スマホアプリ開発者の場合の年収は、平均すると550万ほどと言われていますが、エンジニア個人の技術力でかなり変わります。
といったように、スマホアプリ開発者も含め、アプリ開発エンジニアの年収が高いことが分かります。
スマホアプリの需要




普段、よく利用されているスマホアプリです。
なぜ、アプリ開発エンジニアの年収が高いのかは需要が高いことが理由です。
スマホアプリの全体の売上に変動がみられるものの、利用者が増えていることが分かっていて更に、30代未満は9割の方々がスマホを使用しているというデータも出ています。
今後もスマホの普及率は上がると予想されるためスマホアプリ全体の売上も増加していくことが分かります。
それに伴い、スマホアプリ開発の需要も更に上がっていきます。
アプリ開発エンジニアとシステムエンジニアの違い




まず、アプリ開発エンジニアはアプリ関連の開発を中心に行い、システムエンジニアは、情報システムの開発の上流工程を実施します。
そのため、業務内容についていったらアプリ開発エンジニアよりシステムエンジニアの方が幅広く業務に携われるこことができるため、挑戦するかどうかを迷われている方はどんな違いがあるかを理解した上で職種を選択するといいです。
アプリ開発エンジニアになるためには?




アプリ開発エンジニアとしてアプリ開発を行うためにはプログラミング言語だけでなく、ネットワークやデータベースなどの深い知識もあると更にいいでしょう。
また、開発の効率をアップできるフレームワークについて知ることも大切で、1つのことに専門的になるよりは、幅広い範囲の知識がある方がスキルとして活かすことができる職種とも言えます。
新しい技術の誕生が多い職種のため、求められるスキルも変化していきます。
そのため、新しい情報に敏感になり、常に情報収集してスキルを磨き続けることで、アプリ開発エンジニアに近づける1歩となります。
アプリ開発エンジニアの仕事内容は?年収も含めて解説 まとめ
この記事では、アプリ開発エンジニアについて、仕事内容やよく比較されるシステムエンジニアとの違いまで解説しました。
アプリ開発エンジニアには3つも種類があって、さまざまなテストを行っているからこそ安心してアプリを利用することができます。アプリ開発エンジニアとシステムエンジニアは一見似ているようで違います。
これからも需要が上がっていく分野なので気になる方は今年の挑戦として学んでみてください。
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