外国人エンジニアを採用するメリットとは?採用方法や注意点を解説!

「外国人エンジニアを採用する方法が知りたい」
「外国人エンジニアを雇うメリットってある?」
「採用の注意点を教えてほしい」
国内では、外国人をエンジニア採用を積極的に行う企業が増えています。
そこで本記事では、外国人エンジニアを採用するメリットについて解説します。
具体的には、
- 国内における外国人エンジニア採用の増加理由
- 外国人エンジニア採用のメリット
- 外国人エンジニア採用の注意点
- 外国人エンジニア採用の失敗パターン
- 外国人エンジニアの採用方法
について解説するので、外国人のエンジニア採用に関心のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
外国人エンジニアの採用が増加している2つの理由

近年、国内企業では外国人エンジニアの割合が増加しています。
その要因は、主に以下の2つが挙げられます。
- 国内でIT人材が不足している
- 日本の魅力に惹かれる外国人エンジニアが多い
上記2つについて、順に見ていきましょう。
国内でIT人材が不足しているから
日本のIT業界では、エンジニアやプログラマーなどの人材が不足しています。
また、経済産業省の調査でも、2030年までには最大79万人の人材が不足が起こり、年々深刻化することが予測されています。
そのため、国内の各IT企業は、人材が不足を補うために、積極的に外国人をエンジニアとして雇っているわけです。
日本の魅力に惹かれる外国人エンジニアが多いから
日本の企業側からのアプローチだけでなく、外国人エンジニア側から日本の企業をわざわざ訪ねるケースも多いです。
その理由は、外国人エンジニアにとって日本は、生活面において魅力的だからと言われています。
具体的に、どのような点で魅力的なのかというと、
- 街が清潔
- 医療費が安い
- 治安が良い
- アニメや漫画が面白い
- 食品やモノの品質が高い
などが挙げられます。
生活における金銭面や趣味において、他国に住むエンジニアより、圧倒的にお得というわけです。
外国人エンジニアを採用する3つのメリット

外国人エンジニアを積極的に雇うことで、日本のIT企業にとって、どのようなメリットがあるのでしょうか?
外国人エンジニアを採用するメリットとして、
- 技術力の高いエンジニアを確保できる
- グローバル化を促進できる
- 社内競争率を高められる
上記の3点に分けられます。
技術力の高いエンジニアを確保できる
日本のエンジニアのレベルが決して低いというわけではありませんが、海外のエンジニアは日本のエンジニアよりも技術力が高い傾向があります。
その理由は、ベトナムやインドのような、IT教育が充実した国が多いからです。
例えば、インドでは初等教育のカリキュラムに、プログラミングの科目が加わるなど、プログラミングの教育環境が充実しています。
また、性格や文化の違いも、技術力に影響しています。
一般的に、効率や結果を重視するエンジニアほど成果を残しており、その傾向を持つエンジニアは、日本よりも海外に多いと言われています。
グローバル化を促進できる
様々な人種や国籍のエンジニアを雇うことで、会社のグローバル化が進みます。
社内がグローバル化することで、日本人に馴染みのないコミュニティからの情報を、素早く手に入れることが可能です。
これにより、海外向けのサービスや市場拡大に力を入れることができるでしょう。
また、社内がグローバル化することで、社員への良い刺激となります。
例えば、自分と違う文化圏で暮らしていた人と仕事をすることで、自分とは違う視点の考え方を享受したり、価値観の違いに気づいたりして、新しいアイデアを思い浮かぶこともあります。
社内競争率を高められる
外国人エンジニアと働くことは、社員の競争心を搔き立ててくれます。
なぜなら、外国人エンジニアは総じて技術力が高く、作るプロダクトのクオリティなども高いため、日本人エンジニアにとって強力なライバルになりかねないからです。
例えば、成果を上げている外国人エンジニアと対照的に、成果をなかなか上げることのできない日本人エンジニアがいれば、会社はその日本人エンジニアを積極的にリストラしようとするばずです。
そのため、日本人の社員にとっても「負けたくない」という気持ちが起こり、それがモチベーションとなります。
外国人エンジニアを採用する際の3つの注意点

確かに、外国人エンジニアを雇うメリットは大きいですが、それと同時にデメリットもあります。
そこで、外国人エンジニアを雇う際に注意する点を、
- 文化・宗教に違いがある
- コミュニケーションが難しい
- 生活のサポートが必要
この3点に分けて解説します。
文化・宗教に違いがある
外国人エンジニアのほとんどは、日本人とは異なる文化圏で暮らしていました。
生活様式も異なれば、考え方や宗教も異なるため、異文化を理解して受け入れる姿勢を会社全体で常に持つことが大切です。
特に宗教に関してはセンシティブな側面が強いので、そこに関する十分なケアが必要になります。
コミュニケーションが難しい
当然ですが、外国人エンジニアの母国語は日本語以外の外国語となります。
外国人エンジニアの中には日本語が不得意な人も多いことが予想されるので、コミュニケーションが難しくなるでしょう。
そのため、「社内言語を英語で統一する」「多言語を話せる人を会社に置いておく」などのサポートが必要になります。
生活のサポートが必要
外国人エンジニアを雇う場合、在留資格手続きや在宅の確保が必要です。
海外から来た人にとって、日本の公式的な手続きを行うのは難しいので、その点に関しても会社側がサポートしなければなりません。
また、携帯電話や住居の確保など、生活インフラを整えるのも会社側の役割と言えます。
それら生活面のサポートが必要になることも、外国人エンジニアを採用する際には留意しなければなりません。
絶対に失敗する外国人エンジニア採用とは?

外国人エンジニアの採用において最も多い失敗パターンは「人材紹介サービスを上手く利用できずに、曖昧な基準で採用して、良い人材が集まらない」というパターンです。
人材紹介サービスは、その会社に適した良い人材を紹介してくれる優れたサービスであり、このサービスを使うことで、良いチーム作りの基盤を立てられます。
しかし、人材紹介サービスを利用しない場合、外国人エンジニアに関する僅かな情報で審査して採用基準が曖昧になるため、良質な人材が集まりにくい状態になるわけです。
そのため、外国人エンジニア採用を成功させるために、人材紹介サービスを活用しましょう。
外国人エンジニアの採用方法

先ほど、外国人エンジニア採用の失敗パターンについて触れました。
そこで、ここでは外国人エンジニア採用で失敗しないための方法について、詳しく解説します。
具体的な採用方法として、
- 人材紹介サービスを利用する
- 求人広告を載せる
- SNSを利用する
上記の3つが挙げられます。
それでは順番に見ていきましょう。
人材紹介サービスを利用する
先述の通り、優秀な外国人エンジニアを獲得するには、外国人専門の人材紹介サービスを利用するのがおすすめです。
ただし、外国人人材の専門のサービスでないと、外国人の登録数が少ないので、優秀な人材を見つけにくい可能性があるので、外国人人材専門のサービスを選ぶようにしましょう。
求人広告を載せる
求人広告を自社のホームページや、その他の求人サイト、YouTube等のSNSなどに掲載するのも一つの手段です。
その際に、外国人エンジニアに向けて発信するため、外国人向けのアプローチをとる必要があります。
例えば、ホームページを多言語対応にしたり、求人広告を外国人向けにシンプルにしたりなど、様々な工夫が重要です。
SNSを利用する
最近は、TwitterやInstagramで人材をスカウトする企業も増えてきています。
日々SNSをチェックしたり、SNSを就職活動の場として利用したりする外国人エンジニアも多いので、上手くSNSを活用できれば、優秀な外国人人材が見つかるかもしれません。
そのため、SNSに求人広告を載せている有名な企業などを参考にしましょう。
まとめ

本記事では外国人エンジニア採用のメリットや注意点、採用方法などをご紹介しました。
本記事のポイントは以下の通りです。
- 国内では外国人採用が増えている
- 外国人エンジニアを採用するメリットは大きい
- 外国人エンジニアへの様々なフォローが必要
- 外国人専門の人材紹介サービスの利用がおすすめ
自社の人材不足に悩む方や、外国人エンジニア採用に関心のある方などは、本記事で紹介した「外国人エンジニアの採用方法」を参考にして、外国人エンジニアの採用に踏み切ることをおすすめします。