プログラミングスクールの選び方8つ!具体的な行動やおすすめの理由も解説
プログラミングスクールに通いたいと考えている方の中には、選び方で悩んでいる方もいるでしょう。また、プログラミングスクールを選ぶための情報収集のやり方を知りたい方もいるかと思います。
そこでこの記事では、プログラミングスクールの選び方や具体的な行動を解説。おすすめの理由やメリット・デメリットも解説します。どのプログラミングスクールが、自分に合っているか判断するための基準がわかる記事です。ぜひ最後までご覧ください。
目次
プログラミングスクールの選び方8つ
プログラミングスクールを選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 学ぶ言語で選ぶ
- 料金で選ぶ
- 受講形式で選ぶ
- 就職・転職のサポート体制で選ぶ
- 自分の目標とする進路で選ぶ
- 講師やカリキュラムの質で選ぶ
- 講義のレベルで選ぶ
- 評判・口コミで選ぶ
上記の選び方を実践すると、より自分に合ったプログラミングスクールを選びやすいです。
なお、おすすめのプログラミングスクールを知りたい方には、「【最新版】おすすめのプログラミングスクール23選を比較!選び方も解説」がおすすめです。
①学ぶ言語で選ぶ
プログラミングには、HTML、CSS、Javaなどさまざまな言語があります。言語によってシステム開発やアプリ制作、Webサイト制作など、使われる分野が異なるため、進路に合わせた選択が重要です。
言語の習得には難易度があり、覚えやすい言語を選ぶとプログラマーとして働くスキルを早く身につけられます。プログラミングスクールを選ぶときは、事前にプログラミング言語の種類や使用場面を把握しておくと自分に合ったところを選びやすいです。
②料金で選ぶ
プログラミングスクールは同じ専門分野のカリキュラムでも、スクールごとに料金が異なります。自分が学びたいと考えているコースの相場を把握しておき、料金が安いところを選べると、コストパフォーマンスが向上。
料金によって受講できる内容やサポート体制に差が出るケースもあるため、サービス内容と料金を確認して選びましょう。額面の料金以外にも、教育訓練給付金やキャンペーンで割引になるケースもあります。
③受講形式で選ぶ
プログラミングスクールは教材のみの提供や対面、オンラインといった受講形式があります。教材は自分のペースで学習できる一方、自力で疑問を解決しなければなりません。対面は講師にその場で疑問をぶつけられる一方、移動の手間やスケジュール調整の難しさがあります。
オンラインでは、スケジュール調整しやすく移動時間もないため、オンライン環境さえあればどこでも受講可能。ただし、疑問に対する回答が画面越しで伝わりにくいです。受講形式は一長一短で、自分に合ったものを選ぶと
④就職・転職のサポート体制で選ぶ
プログラミングスクールでは、受講生の就職や転職の活動に対して、履歴書添削や面接対策などのサポートをしています。ほかにも提携している企業に対して受講生を推薦するスクールもあり、就職の成功率が上がるでしょう。
希望する企業や職種の就職に強いスクールを選ぶと、カリキュラムだけでなく卒業後の就職活動も効率的に進められます。プログラミングスクールを選ぶときは、就職に関するサポート体制も確認してください。
⑤自分の目標とする進路で選ぶ
プログラミングスクールを選ぶときは、自分がどんなエンジニア人材になりたいかを決めると候補を絞りやすいです。Web開発系やアプリ制作など、自分の目標とする進路を決めておくと、学ぶプログラミング言語や就職先の希望を決められます。
目標とする進路を明確に決めておくと、学習のモチベーションを高いまま維持できるでしょう。プログラミングスクールを選ぶにあたって、大まかにでもキャリアプランを立てておくと効果的です。
⑥講師やカリキュラムの質で選ぶ
プログラミングスクールの講師は現役エンジニアなど、高いITスキルを持った人材が勤めているケースが多いです。講師の質が高ければ、現場で通用する最新のスキルなど実践的な学習ができるでしょう。
また、カリキュラムの進め方を科学的メソッドなどにもとづいたものにしているスクールは、より体系的な学習を期待できます。カリキュラムの質が高ければ、学習効率を上げられるので、どんな進め方をしているか確認しておきましょう。
⑦講義のレベルで選ぶ
プログラミングは習熟度によって学ぶ内容が違っており、業界未経験かすでにIT人材として働いているかで難易度も変わります。業界未経験であっても、副業で少しずつ仕事を増やしていきたいのか、プログラマーとして正社員での就職を目指しているのかも重要なポイントです。
講義のレベルが自分に合っていないと、内容を理解できなかったり、逆に新たな学びを得られなかったりします。講義のレベルが自分に合っているか、得たいと思っている知識やスキルを学べるかも確認しましょう。
⑧評判・口コミで選ぶ
プログラミングスクールはさまざまな口コミサイトで評価されており、雰囲気や講師の質を知る参考になります。匿名で投稿されているものも多く、完全に信用はできませんが、ある程度スクールを知るきっかけにはなるでしょう。
評判・口コミが良ければ、それだけ信頼をおいてスクールを選びやすいです。雰囲気を知るためにも確認しておきましょう。
プログラミングスクールを選ぶための具体的な行動3つ
自分に合ったプログラミングスクールを選ぶために必要な行動は、以下の通りです。
- 公式サイトなどで情報収集する
- 無料体験・カウンセリングを利用する
- 複数のスクールを比較する
上記の方法で必要な情報を集めると、自分に合ったプログラミングスクールを選びやすくなります。
①公式サイトなどで情報収集する
プログラミングスクールは、公式サイトでカリキュラムやコースの内容、料金、卒業生の声、就職先実績などさまざまな情報を掲載しています。公式サイトであれば、すべての情報を信用できるため、自分に合ったプログラミングスクール選びの参考になるでしょう。
公式サイトでは、入校や無料体験・カウンセリングの申し込みもできます。公式サイトにすぐアクセスできれば手続きもスムーズなので、興味のあるスクールは必ずチェックしましょう。
②無料体験・カウンセリングを利用する
プログラミングスクールでは、受講希望者に対して無料の体験授業やカウンセリングを提供しています。体験授業は、スクールで授業の一部を経験できるため、学習方法が自分に合っているかわかるでしょう。
カウンセリングでは、自分の進路や学習に関する悩みを聞いてもらえるとともに、講師やメンターの人柄がわかります。スクールの雰囲気を実際に体験し、自分に合っているかの参考になるサービスです。
いきなりスクールを受講すると、続けられなかったときに支払った料金が返還されず、無駄になってしまいます。
③複数のスクールを比較する
プログラミングスクールは完全に自分に合っているケースはまれで、複数の中からもっともよいと思ったところに通うケースが多いです。複数のスクールを比較して、合う部分と合わない部分を洗い出し、もっとも効率よく学習できそうなところを選びましょう。
料金面でも複数のスクールを比較し、もっとも安く希望のカリキュラムを受けられるところを選べば、コストパフォーマンスも上がります。1つのスクールだけを見て決めると、ほかに自分に合ったスクールがあるのを見逃す可能性があるため注意が必要です。
プログラミングスクールがおすすめの理由3つ
プログラミングスクールに通うのがおすすめの理由は以下の通りです。
- IT人材は需要が高く高収入をねらいやすい
- 時間や場所を選ばずに働ける
- 論理的思考力を身につけられる
プログラミングスクールに通うと、業界未経験でもIT人材として活躍する可能性が上がります。
①IT人材は需要が高く高収入をねらいやすい
IT人材は専門性を有しており、希少性が高いため高収入を実現しやすいです。最初は新卒と同水準のケースも多いですが、システムエンジニアへキャリアアップしたり、フリーランスとして独立したりすると年収1000万円を超えるケースもあります。
IT人材は慢性的に人手不足の傾向が続いており、多くの企業が年収が高くなっても人材確保したいと考えているのが現状。早いうちにITスキルを身につけると、さまざまな仕事を任されやすく、キャリアアップも早くなるでしょう。
②時間や場所を選ばずに働ける
プログラマーはネット環境さえあればプログラミング作業を進めたり、会議をしたりとどこでも働けます。スケジュール調整さえできれば時間も関係なく、ホテルなど外出先の宿泊施設で仕事を進められる点もメリットです。
移動など、仕事を進める以外の時間を最小限に抑えられるため、生産性の向上にもつながります。フリーランスであれば案件を自由に選択可能。働き方の自由度が高まれば、プライベートも充実するでしょう。
③論理的思考力を身につけられる
プログラミングにおいて論理的思考力は重要な能力です。あるコードを記述したときに、システムやアプリがどんな挙動をするのか、仕組みを理解して仕事を進めると、より質の高い製品を提供できます。
プログラマーなどIT系の職種に就職しなかったとしても、論理的思考力は仕事の中で役立つでしょう。プログラミングを学ぶ過程で、社会人として仕事していくために重要な能力が身につく点も、スクールがおすすめの理由です。
【タイプ別】プログラミングスクールに通うメリット6つ
プログラミングスクールはそれぞれ学習方法に違いがあり、メリットも異なります。プログラミングスクールのタイプは以下の通りです。
- 通学型
- オンライン
- 個別指導
- グループレッスン
- 無料のスクール
- 就職・転職のサポート
上記のタイプごとにメリットを把握していると、プログラミングスクールをより有効活用できます。
①通学型のメリット
通学型スクールのメリットは、対面によって講師からより細かい指導を受けられる点です。オンラインでは画面越しのアドバイスや画面共有のみで説明を受けるため、疑問が生まれやすくなります。
直接対面すると適度な緊張感も生まれるため、集中して学習しやすいです。人の目がないとモチベーションを保つのが難しい方や、講義の時間を少しでも集中したい方に適しています。
②オンラインのメリット
オンライン受講のメリットは、時間や場所を選ばないためスケジュール調整しやすい点です。ネット環境さえあれば、zoomなどのオンライン通話アプリを利用してどこからでも受講できます。中には24時間対応で受講できるスクールもあり、社会人が働きながら夜間に受講できるケースも。
ほかにも外出先の宿泊施設で受講できるなど、プライベートのちょっとした隙間で勉強時間を確保しやすいです。生活リズムに合わせて、柔軟な学習スケジュールを組みたい方に適しています。
③個別指導のメリット
個別指導では、講師と1対1で学習を進めます。わからない点を聞くとすぐに回答をもらえるため、疑問によって学習が行きづまる可能性が低いです。疑問をすぐに解消できれば、知識を効率よく吸収できるでしょう。
学習スケジュールも自分に100%合わせたものになるため、ついていけずに挫折するリスクがありません。自分のペースで講師と相談しながら学習を進められます。
④グループレッスンのメリット
グループレッスンのメリットは、チームで講義を進められるため周りからよい刺激を受けたり、チーム開発の経験を積んだりできます。プログラミングの現場では、一人で作業を進めるケースはほとんどなくチームでプロジェクトを進めるため、より実践的な講義を受けられるでしょう。
ほかにも受講生同士でコミュニティがあり、横のつながりを持って情報交換や互いのモチベーションアップをできる点も魅力です。一人で学習を進められるか不安な方に適しています。
⑤無料のスクールのメリット
無料のスクールは、料金をかけずにプログラミングなどを学べる点がメリットです。無料のスクールは企業への人材紹介料などで収益をあげているため、受講生が料金を負担しなくて済む仕組み。受講内容に、有料のスクールとほとんど差がないケースも多いです。
プログラミングスクールは高度なスキルを教えたり、設備を整えたりするために受講料が高くなってしまいます。料金が高すぎて通えない方も、無料のスクールであれば通いやすいでしょう。
⑥就職・転職のサポートのメリット
就職・転職のサポートを受けられるスクールでは、成功のための労力を少なくできたり、推薦によって就職成功率をあげられる点がメリットです。業界未経験の方だと、企業へのアピール材料が少ない課題がありますが、スクールの推薦によって評価を得やすくできます。
ほかにも履歴書添削や面接対策によって就職活動の準備ができるため、不安を少なくできるでしょう。就職成功率を少しでも高めたい方には、サポートのあるスクールが適しています。
【タイプ別】プログラミングスクールに通うデメリット6つ
プログラミングスクールはタイプごとにデメリットもあり、メリットと同じくタイプ別に把握しておきましょう。デメリットを把握していないと、計画通りに学習を進められないなどの影響が出る可能性があります。
事前にどんなデメリットがあるか把握しておくと、どのスクールが自分に合っているか、より多面的に考えられるでしょう。
プログラミングスクールがデメリットによって、無駄にならないか心配な方は「プログラミングスクールは無駄?言われる理由や選び方を解説!」をご覧ください。
①通学型のデメリット
通学型のデメリットは、移動時間がかかったりスケジュール調整が難しかったりする点です。通学型は校舎まで通って受講するため、移動時間がかかってしまいます。ほかにも仕事で出張が必要な時期など、物理的に通えない期間が発生する可能性もあるでしょう。
通学型のスクールに通う際は、受講期間に時間をある程度確保できる環境を整える必要があります。仕事などの要因で学習が思うように進まないと、期間内にカリキュラムを学びきれない可能性もあり、注意が必要です。
②オンラインデメリット
オンラインのデメリットは画面越しに学習を進めるため、疑問を解消しきれない可能性がある点です。画面共有や、講師の口頭での説明のみによって疑問への回答がされるため、お互いの意図を100%理解できない可能性があります。
ほかにも通信速度が遅いなど、ネット環境が不十分だと講義そのものがスムーズに進みません。回線の安定性やプログラミングに使うPCのスペックなど、自分で環境を整える必要があります。
③個別指導デメリット
個別指導のデメリットは、チーム開発の経験を積めない点です。個別指導は講師とマンツーマンで学習を進められる一方、現場に即したチーム開発の経験は積めません。スクールでの学習を一人で進めた分、就職後にプロジェクトをチームで進行させることにとまどう可能性があります。
また、個別指導では一度の講義で多くを学べる分、知識定着のために短期集中型の自習も求められます。短期間で詰め込んで学習を進めるのが苦手な方には向かない学習方法です。
④グループレッスンデメリット
グループレッスンのデメリットは、受講生とのレベル差によってカリキュラムの質が変わってしまう点と、質問しにくい環境である点です。
グループで講義を進めると、スキルの低い受講生に合わせた講義にせざるを得ないため、自分が理解している部分も受講しなければなりません。自分の時間が無駄になるケースだけでなく、自分がほかの受講生の時間を無駄にしてしまう罪悪感を覚えるケースもあります。
ほかの受講生がいると、カリキュラムの質が変わってしまうだけでなく、自分の質問をするタイミングや回答をもらえるタイミングが限定されてしまうケースも。周りに気をつかって質問しにくくなる可能性もあるため、自分のペースで学習したい方にはあまり適していません。
⑤無料のスクールデメリット
無料スクールのデメリットは、受けられるサービスが限定されてしまう可能性がある点と、違約金が発生する可能性がある点です。就職・転職のサポートやメンターへの質問・相談など、無料のコースでサービスを受けられない可能性があります。
また、カリキュラムの途中で続かないと判断し、途中退会してしまった場合に違約金が発生するケースも。違約金が発生すると、無料のスクールに通った意味がなくなってしまうため、注意が必要です。
⑥就職・転職のサポートのデメリット
就職・転職のサポートを受けるデメリットは、進路が限定されてしまう点です。スクールの中には、提携している企業へしか推薦をしないケースもあり、それ以外の企業へ就職を目指す際はサポートを受けられない可能性があります。
プログラミングスクールを選ぶときは、希望する就職先があれば、提携を結んでいるかやサポートを受けられるか事前に確認しておきましょう。
プログラミングスクールに通うなら「Swooo BootCamp」がおすすめ
プログラミングスクールは多くありますが、中でもおすすめは「Swooo BootCamp」です。Swooo BootCampはオンラインのサブスク型プログラミングスクールで、スケジュールに合わせて学習計画を自由に立てられます。
教材のみ提供を受けて自分のペースで学習できるだけでなく、講師からオンラインでの受講も可能。コースによっては卒業後の案件獲得を保証してもらえます。料金も月額8,300円からと、ほかのスクールよりも安価で始められる点も魅力です。
キャリア相談など、メンターから手厚いサポートも受けられます。興味のある方はぜひ受講を検討してみてください。
まとめ:自分に合ったプログラミングスクールを選ぼう
ここまでプログラミングスクールの選び方やおすすめの理由、タイプ別のメリット・デメリットを解説しました。プログラミングスクールは今では何校もあり、どこが自分に合っているか決めにくくなっています。しかし、ポイントを絞って比較すれば、自然と自分に合ったところを見つけられるでしょう。
プログラミングスクールの中でも特におすすめなのが「Swooo BootCamp」です。オンライン型のスクールで、自分のペースに合わせて学習スケジュールを決められます。ノーコードツールBubbleを中心に、未経験者でも学びやすいカリキュラムです。
プログラミングスクール選びで迷った場合は、この記事を参考にぜひ自分に合ったスクールを選んでください。