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【基礎】WebアプリとWebサイトの違いとは?開発・プログラミング言語の違いまで解説

WebアプリとWebサイトの違いって?、よくわからないから、どちらを開発すべきか決められないという方、いらっしゃるのではないでしょうか。安心してください!今回、この2つの違いについて、わかりやすく解説していきます!

開発するならどちらがおすすめなのか?というところまで、今回、深堀りしております。この記事を読めば、きっとWebアプリ・Webサイトの開発に役立つでしょう!

また、『システム開発』の詳細についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
【初心者必読】システム開発系の会社の種類とそのメリット・デメリットについて解説!
Webアプリとは? 仕組みと作り方を解説!

WebアプリとWebサイトの違い

WebアプリとWebサイトの違い

どちらもWebブラウザを通して、機能しています。では、その違いは、どこにあるのでしょうか。結論、その違いは『仕組みの複雑さ』にあります。

Webサイトとは、『情報の集まり』です。たとえば、まとめサイトを想像してみてください。デザインなどの装飾はありますが、情報が並んでいるだけ。つまり、『単純な仕組み』でできています。

一方で、WebアプリはWebアプリケーションの略で、『情報の集まりに処理を加えるもの』です。少し分かりづらいですよね。ただ、仕組みでいうと、電卓によく似ています。この場合、1、2,3などの数字が『情報』で、+やーが『処理』にあたります。

たとえば、1+2=3ですよね。これを、Webアプリにあてはめてみると、1と2は『情報』で、+が『処理』にあたります。そして、計算すると、新しく3を生み出します。この既存のものに処理を加え、新しいものを生み出す、複雑な仕組みこそWebアプリなのです。

開発するならどちらがおすすめ?

開発するならどちらがおすすめ?

WebアプリとWebサイトの違いについては、先ほど、ご理解いただけたかとお思います。では、次に、どちらから開発したらいいんだ?という悩みもでてくるのではないでしょうか。結論から申し上げると、どちらから開発したら良いかは『目的』によります。

サービスを提供したいなら、Webアプリ

Web上でサービスを提供したいのであれば、Webアプリの学習をおすすめします。Web上サービスというと、たとえば、Yahoo!Googleが該当します。また、プログラミング学習サービスの有名どころでいうと、『Progate』です。
最近では、ノーコードでWebアプリケーションを作成できる「Bubble」などのツールも人気が出てきていて、その学習サービスは「Swooo Bootcamp」などを参考にしてみてください。

少し難しそう、、と思われた方もいるかもしれません。しかし、この難しそうという感覚は、とても大切なのです。
なぜなら、この難しい / めんどくさそうと思うことに、お金を稼ぐヒントが隠されているからです。

世界の時価総額ランクの上位は、IT企業が独占しています。皆さん、ご存知であろう、Google、Amazon 、FaceBook、Appleです。これらの企業は、皆さんのお困りごとを、Webアプリなどを使って解決し、お金がいただいています。

確かに難しいかもしれませんが、むしろ、そこに『チャンス』が眠っているのです。ただ、上記で述べたように、WebサイトよりWebアプリのほうが、難易度は高いです。初心者の方には、難しいかもしれません。まずは、電卓のように、かんたんなWebアプリから作ってみましょう!

Webデザインに興味があるなら、Webサイト作成がおすすめ

Webデザインに興味がある。また、とりあえず、プログラミングについて学習してみたい!という方には、『Webサイト』がおすすめです。Webアプリに比べて、難易度が低めということもあり、初心者向けだからです。

特に、ユーザーの目に触れる部分でもあるため、目に見えて自分の成長を楽しむことができます。また、Webサイトで使用するプログラミング言語は、入れ子のような構造になっているため、プログラミングの基礎を習得できます。

入れ子とは、マトリョーシカを想像していただけると良いです。大きなものの中に小さなものがはいっているイメージです。このイメージは、プログラミングを行う上で、非常に重要です。

いきなり細かい部分を作ろうとする初心者の方がいますが、それは、構造上あまり良くありません。大枠から作っていき、その中に細かい部分を入れていくのが、プログラミングを行う上でのコツです。

このコツを字面だけでなく、感覚的に身につけることができるので、とてもおすすめです。プログラミングの取っ掛かりとしては、最適と言えるでしょう。

開発の違い

開発の違い

Webアプリの開発では、見た目はとても大事なのですが、それ以上に『ロジック』が重要視されます。ロジックとは、かんたんにいうと『処理のこと』です。

たとえば、電卓アプリがあったとします。デザインがとても見やすくて、使いやすかったとしても、足し算や引き算ができなければ、誰も使ってはくれませよね。

また、ロジックは、ユーザーからは見えない部分であるため、正直なところ、とりあえず動けば良しという側面を持っています。

その一方で、Webサイトの開発に求められるのは『見た目』です。ユーザーにとって、いかに使いやすいデザインになっているかがポイントとなります。

なぜなら、Webサイトの作成目的は、一人でも多くの人にアクセスしてもらったり、商品を買ってもらったりすることにあるからです。いうなれば、営業マンのようなものです。

営業マンの見た目が、だらしなかったらと想像すると、わかりやすいと思います。胡散臭くて、誰も近寄ってくれませんよね。ゆえに、Webサイトは、見てくれる人の目線に立って、作成してみると良いでしょう。

開発に必要なプログラミング言語

開発に必要なプログラミング言語

重要視されている部分が違うため、使用されるプログラミング言語にも違いがあります。WebアプリWebサイト、それぞれの言語の特徴について、わかりやすく解説していきます!

また『プログラミング言語』についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください!

【初心者必見!】Webアプリ開発に最適なプログラミング言語7選

Webサイトに必要なプログラミング言語

Webサイト

Webサイトで使用される言語は、主にこの4つです。HTML・CSS・PHP・JavaScript(jQuery)です。

HTMLとは

『Webサイトの大枠を作る言語』、人間で言うところの骨です。

CSSとは

『見た目を整える言語』、人間で言うところの皮膚です。

PHPやJavaScript(jQuery)とは

『動きをつけるための言語』、人間で言うところの筋肉です。

最近では、WordPressなどCMSの構築やカスタマイズ、コーディングが主な仕事です。CMSとは、『Webサイトを簡単に編集できるツール』です。

実は、HTMLだけでも、簡単なWebサイトは作れます。初心者の方は、手始めにここから始めてみても良いと思います。

しかし、きれいなレイアウト・動きのあるWebサイトを作ろうと思うと、CSSJavaScriptPHPを使わなければなりません。特に、HTML, CSS, JavaScriptは、相性が良いです。

Webアプリに必要なプログラミング言語

Webアプリ

Webアプリで使用されWebサイトであまり使われない言語は、Python、Ruby、Javaなどのサーバー言語です。
これらの言語は学習が難しいのに対して、最近ではノーコードを用いて、これらの言語で設定ができる内容をパワポ操作のように設定ができるツールも出てきています。(ノーコードとは正式にはノーコードプログラミング言語と言われていて言語の一種です)
代表的なノーコード言語はBubble, Adaloなどが挙げられます。(学習に興味がある方はこちらから)

Python、Rubyとは、『書きやすさ、読みやすさに優れた言語』で、書き方は似ているものの、特性が少し異なります。

Pythonは、特に『人工知能』の分野で活躍しています。機械学習やディープラーニング、データ解析などに興味がある方はオススメです。
一方で、Rubyは、ECサイトやブログサービスで良く使用されています。

どちらも初心者にとって、易しく、習得しやすい言語であるため、目的に応じて、選んでみると良いでしょう。

Javaとは、『汎用性に優れた言語』です。アプリ開発は、もちろんのこと、幅広い開発に使用されています。さきほど、Webサイトで出てきたJavaScriptとは、全く別のものなので注意しましょう。

便利で、細かい動きに対応できる反面、構造が複雑になりやすい傾向にあります。初心者の方には、難しいかもしれませんが、将来的に、大規模な開発に携わりたいのであれば、今のうちから、学んでいても損はありません。

WebアプリとWebサイトの違いとは?開発・プログラミング言語の違いまで解説 まとめ

まとめ

今回、WebアプリとWebサイトの違いについて解説しました。何かサービスを提供したいのであれば、Webアプリ。デザインに興味があるのであれば、Webサイトをおすすめします。

開発の違いについても解説しましたよね。Webアプリでは『ロジック』、Webサイトでは『見た目』が重要視されます。

重要視される部分が違うため、使われる言語も異なります。Webサイトでは、『HTML・CSS・PHP・JavaScript(jQuery)』が、Webアプリでは、『Python、Ruby、Java』が使われています。今後、よく出てくる言語たちです。覚えておきましょう。

WebアプリとWebサイト、作るものが決まったら、さっそく、作っちゃいましょう。今回、インプットしたものをアウトプットすることで、開発に対する心理的ハードルが低くなるからです。少しずつ、積み上げていきましょう

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