【初心者必見】Webアプリ開発・プログラミング言語についてゼロから学べる本7選!
いざWebアプリ開発・プログラミングについて学習しようと思ったはいいものの、参考になりそうな本はたくさんありますよね。どれを選んだらよいか分からないのも無理はありません。
そこで今回、初心者におすすめの本をWeb開発・プログラミング言語別にご紹介します。そして、今回ご紹介した本以外にも他にどんな本があるのか比較してみたい方向けに本を選ぶ際のポイントについても解説しています。最後まで読んでみてください!!
また、『Webアプリケーション』の詳細についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります!
目次
ゼロからWebアプリ開発が学べるおすすめの本TOP3
それでは、まず、Web開発初心者におすすめの本を3冊ご紹介します。実際にWeb開発を始める前に、理解すべき知識がつまっています。ぜひ参考にしてみてください!
1.Webサービスのつくり方
Web開発を学ぶのに、『最初におすすめできる本』です。
著者は、和田 裕介さん。Webアプリケーションエンジニアで、株式会社ワディット代表取締役社長です。本書は、エッセイ風で解説してあるため、Web開発についての知識がゼロでもスラスラと読めてしまいます。アイデアを形にする企画からその後運用までWeb開発の全行程を網羅しています。迷ったら、この一冊を選びましょう。
ただし、本書は、技術書ではなく、エッセイです。Web開発とはどういうものなのか知りたい方向けにおすすめします。
2.Webアプリエンジニア養成読本
この本は『Web開発の基礎と全体像を把握するのに役立つ本』です。
Web開発は、単純にプログラミングができればよいというわけではありません。
プログラム、データベース、サーバなど様々な要素が絡み合って1つのサービスが完結しています。そして、そこを理解した上で開発を行う必要があります。
未経験の初心者にとって、全体像をイメージするのは容易ではありません。触ったことすらないのですから。
しかし、ご安心を!この本はそんな悩みを解決してくれます!
Web開発に必要な基礎知識を開発の各フェーズに分けて、丁寧に解説してくれているためです。全体像を把握することで、このフェーズでの目的はこうだから、ここではこういうことをしているんだなと知らない部分がでてきても、ある程度推測ができるようになります。
3.演習で学ぶWebサイト・Webアプリケーション制作入門
『演習を通じて、基礎知識を定着させることができる本』です。算数のテキスト+問題集のようなイメージです。
WEB開発で良く使われている「HTML」「CSS」「JavaScript」「jQuery」といった要素技術から簡単なサーバー通信を実装する「PHP」や「Cookie」などについて、基本的な部分のみを厳選しています。
上記で解説した本の知識もアウトプットできるでしょう。Web開発で最も大切なのは本から得た知識をアウトプットすることです。よく分からない概念があったとしても、実際に触れてみることで、そういうことだったのか!と理解できるようになります。
この本はそのサポートをしてくれるでしょう。
『演習で学ぶWebサイト・Webアプリケーション制作入門』はこちら!
Web開発の言語別おすすめの本4選
ここからは、プログラミング言語について学べるおすすめの本を紹介します。
色々な言語がありますが、今回はHTML&CSS、Python、Java、JavaScriptこの4つに絞って解説します!
HTML&CSS
Webサイトを作りたい!とお考えなら、HTML&CSSについて勉強しましょう。
おすすめの一冊はこちら『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』です。
著者は、「Mana」さんという方です。現役のWebデザイナーで、Webクリエイターボックスというブログもご自身で運営されています。
この本は初心者にとって、とても優しい本です。
HTML/CSSの基礎を優しい表現を用いて、わかりやすく解説しています。著者が、元グラフィックデザイナーだということもあり、イラストもシンプルで見やすいです。また、サンプルコードがついているため、自分で書いたコードが思ったように動かないときは、比較して修正できます。
『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座』はこちら!
Python
Pythonは、近年最も人気のあるプログラミング言語です。
Pythonを学ばれたいのであれば、『Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ』がおすすめです。
この本のすごいところはめちゃくちゃわかりやすいところです。通常、技術書では少し分かりにくい表現がされていたりするのですが、本書ではそんなことは微塵も感じられません。
簡単なサンプルを作りながら、対話形式でプログラミングのしくみを学ぶことができます。
1年生から3年生まであるので、ご自身のレベルに合わせて選択しましょう。
『Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ』はこちら!
Java
Javaは、しばしば大規模な開発で使用される言語です。
Javaを学習されたいのであれば、この一冊がおすすめ!『スッキリわかるJava入門』です!
この本は初心者がつまづくであろうポイントを丁寧に解説されている本です。
たとえば、オブジェクト指向。Javaでコーティングする上で絶対に理解しなければならない概念ですが、初心者がもっともつまづきやすいポイントです。しかし、この本ではイラストが豊富なので、理解しやすく、何より楽しくオブジェクト指向について学べます。
また、初心者にとっての難関。環境構築に頭を悩ませることもありません。仮想開発「dokojava」が特典で付いてくるためです。Javaを学ぶのであれば、この本にしましょう!
JavaScript
JavaScriptは、画面に動きをつけるために使われる言語です。
JavaScriptを学習したい方におすすめなのは、『スラスラわかるJavaScript』です。
一度、つまづいてしまった方でも、この本なら大丈夫です。
この本の良いところは2点あります。
✔︎図解や短めのサンプルが多い
初心者でも無理なく学べるように配慮されています
✔︎チェックテストがある
自分の理解度を確認しながら学習を進めることができます。理解できてない部分が明確になるため、着実にステップアップできるでしょう。
Webアプリ開発を本で学ぶ3つのメリット
1.全体像を掴める
インターネットから検索して情報を得ても、良いのですが、網羅性に欠けていたり、全体像を捉えにくいものが多いです。全体像を把握しないまま学習すると、開発に抜けが生じてしまったり、作業量を正しく見積れなくなってしまいます。
しかし、本だとその心配はありません。全体像が把握できるよう目次までついています。Web開発は触ってみないと、どこがどのように関連しているのか実感できません。そのサポートを本はしてくれます。
2.自分のペースで学習可能
誰からも急かされず、自分のペースで学習をすすめることができます。プログラミングはできる人とできない人の差が激しい分野です。他人のペースで学習すると、正しい知識が身につきにくくなったり、かえって成長速度が遅くなってしまいます。
3.コストがかからない
かかるのは、本を買うためのお金くらいです。最近だとYouTubeで動画を探せば、少し分かりにくい部分があっても、解決できる場合も多いです。
本さえあれば、学習を始めることが出来ます。しかし、初期コストがかからない分、学習効率を担保することが難しくなりがちです。同じところで躓いてしまうとかえって、時間がかかる可能性があります。
Webアプリ開発を本で学ぶ3つのデメリット
1.本を読んでままになってしまう
初心者あるあるなのが、インプットで満足してしまうことです。インプットしただけでは、Webアプリは作れません。
実際に自分の頭で考えて、アウトプットすることで、本当の意味での学びになりますし、知識の定着につながります。インプットを終えたら、ひたすらアウトプットに励んでください。エンジニアはつくってなんぼです。
2.問題解決までに時間がかかる
1つつまづいてしまうと解決に丸々1日かかってしまったなんていうのは、エンジニアあるあるです。プログラムとは、どこか一つでも間違っていると、上手く動作しません。
問題の原因を見つけることもエンジニアにとって、とても大切なことなのですが、解決する時間がかかりすぎてしまったり、モチベーションが落ちてしまい、辞めてしまっては元も子もありませんよね。
そのような場合、もっとも良いのは、本を読むよりも人に質問することです。1時間考えてみて分からなかったら、知見のある人を頼りましょう。
3.チーム開発の経験が積めない
アプリを開発する際、多くの場合、チームを組むことになります。このときに必要となるのは、コミュニケーション能力です。エンジニアは、プログラミングができるだけでは務まりません。チームで開発する以上、メンバーと協力していかなければなりません。
しかしながら、本を読むだけでは、チーム開発の経験を積むことはできません。そこでおすすめなのが、勉強仲間を作ることです。ともに切磋琢磨することでモチベーションを維持できますし、一緒に開発できれば、エンジニアとして一歩前進できます。
Webアプリ開発の本を選ぶ4つのポイント
ここまで、Web開発に関する本について解説してきましたが、今後、皆さんが本を買われることを想定して、ここからは、本を選ぶ際の5つのポイントについて解説します。
1.目的を明確にする
とりあえず、読んでみることも大切ですが、できれば事前に情報を収集し、目的にあった本を選びましょう。
そのためには、Web開発を通じて、自分が何をやりたいのか・作りたいのかを明確にする必要があります。おすすめなのは、実際にサービスを体験してみることです。最近では、一ヶ月無料のサービスも多いので、お金もかかりません。どんなWebサービスがあるのか、一般ユーザーのニーズを知るという意味でも勉強になると思います。
2.自分のレベルにあわせる
初心者の方であれば、これでもか!というくらい最初は、簡単な本を選びましょう。
すぐに実務レベルの実力を身に着けたいからといって、自分の身の丈に合わないレベルの本を選んでしまうと、内容が理解できず挫折してしまいます。
初心者の方にとって大切なのは、基礎をしっかりと理解することです。Web開発は、わからないことがあるのがあたりまえの世界です。
そして、そのわからないを解決するのに欠かせないのが基礎知識です。基礎知識をもとにGoogleなどで検索をかけて、キーとなる情報を組み合わせて、問題を解決していくことになります。しっかりとした基礎をつけるためにも身の丈にあった本を選びましょう。
3.サンプルコードが大切
Web開発の知識は、文章で書かれていても、正直なところ完璧に理解することは不可能です。百聞は一見に如かずという言葉があるように、実際に触れてみるのが一番。そこで役に立つのが、サンプルコードです。
初心者のうちは、ただ書き写して、動作を確認するだけでもかなりの勉強になります。また、慣れてくれば、様々な知識を組み合わせて、自分なりにアレンジすることも可能です。できるだけ、サンプルコードが豊富な本にしましょう。
4.イラストは必須
字面だけではどうしても理解できないことも多いのが、Web開発です。具体的なイメージができるようイラスト付きの本を選びましょう。
本当の意味での理解に繋がりますし、何より楽しく学習を継続することができます。文字とイラスト、どちらのバランスも取れている本がおすすめです。
【初心者必見】Webアプリ開発・プログラミング言語についてゼロから学べる本7選 まとめ
Web開発・プログラミング言語についてゼロから学べる本について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
インターネット上の情報が飽和していて、何が正しいかわからない時代です。今回は、その指針となるよう、おすすめの本以外にも、本で学習する際のメリット・デメリット、本を選択する際のポイントについて解説しました。
Web開発同様、大切なのは、『情報をもとに、自分で考え、行動に起こすこと』です。皆さんが明日から行動できるような記事となっています。読み返してみるのも良いでしょう。