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【無料】社内SNSアプリ15選を目的別に比較、成功・失敗事例も解説

「社内のコミュニケーションが円滑に行われていない」、「うまく情報共有が行えていない」といったお悩みを抱えてはいませんか。今回はそのようなお悩みを解決すべく、社内SNSアプリを使う目的具体的な社内SNSアプリの紹介成功事例や失敗事例について解説していきます。

また『Webアプリ』についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

>>Webアプリとは? 仕組みと作り方を解説!

社内SNSを利用する目的・意義

社内SNSアプリはあくまでも手段であり、目的ではありません。大切なのは目的です。故にここからは他の企業がどのような目的をもって社内SNSを利用しているのか解説していきます。

社内SNSを利用する目的・意義

社外でのコミュニケーションの場が増える

近年、コロナウィルスが猛威を振るい、リモートワークが推奨される状況にあります。リモートワークには、さまざまなメリットがありますが、面と向かって顔を合わせる場が少ないため、社員間のコミュニケーションが希薄になってしまうというデメリットがあります。

しかし、社内SNSアプリを導入すれば、その問題を解決できます。業務用のメールアプリとは違い、いちいちメールアドレスを設定する必要がなかったり、チャット形式でコミュニケーションを取ることができるため、肩苦しさを感じることなく、連絡をとりあえることができます。良好な人間関係は、離職率の低下や作業効率アップにつながります。ぜひ活用しましょう。

手軽に情報共有を図れる

この現代社会において、情報は大きな武器となります。社内全体で共有し、有効活用しない手はありません。ひと昔前までは、Windowsのエクスプローラーのような仕様でかつ、複数のユーザー間で情報を管理できるツールはありませんでしたが、近年その機能を搭載した社内SNSアプリが次々とリリースされています。

検索機能がついたアプリもあるため、情報が多く蓄積されたとしても、過去の情報へのアクセスも簡単にできます。また、コミュニケーションと情報管理を1つのアプリで行うことができるのも、社員にとって負担軽減につながります。

たとえば、新入社員への教育のような定期的なイベントがあったとします。その際、新入社員というグループを作り、情報を蓄積していれば、次の年になったとき、いちいち新入社員へ情報共有を行う必要がなくなります。

売上・生産性が上がる

社内SNSアプリには、売上・生産性が上がる機能が満載です。たとえば、タスク管理機能、情報共有・管理機能、スケジュール機能が該当します。他にも運用ルールを設けることで生産性を向上させることができます。

たとえば、定型文に関するルールです。「お疲れさまです」、「お世話になっております」などといった文章を付け足すことがほとんどですが、正直なところ、社内では本当に必要なのかというと疑問が残ります。

大切なのは、業務を円滑に遂行することです。要件だけを的確に伝え、定型文をタイピングする手間は省きましょう。

また、実際に社内SNSアプリを運用していくといろいろな改善点が見えてくると思います。社員間で話し合うことで、導入後にもさらに生産性を向上することが可能です。

無料社内SNSアプリ15選を比較

ここからは、具体的な社内SNSアプリについて解説していきます。特徴、メリット・デメリットという構成になっているため、どのアプリが自社にマッチしているのか比較しやすくなっています。

Slack

Slack

Slackとは、簡単にいうと、「他のツールとの連携に優れたチャットツール」です。

Slackとは、Searchable Log of All Conversation and Knowledgeの略で、直訳すると、全ての会話や知識の検索可能なログという意味をもちます。

デフォルトの状態でも、高機能なアプリなのですが、2,200以上のツールとの連携が可能です。具体的には、Google カレンダー、Dropbox、Twitterなどが該当します。

この社内SNSアプリのメリットは『無料でも高機能』なところにあります。チャットはもちろん、チャネル作成やファイル共有、通話が行え、ストレージは5GBあります。

また、デメリットは『グループ通話の参加人数に制限がある』ことです。フリープランでも1対1、有料プランでも最大15名までしか通話できません。

>>Slackの公式サイトはこちら

Chatwork

Chatwork

Chatworkとは、簡単にいうと、「国内で最も利用されているビジネスチャットアプリ」です。Chatworkには無料のプランがあります。このプランを使ってまずは、実際に業務で役に立つのかをお試しすることができます。

30万社以上の企業に導入されているだけのことはあって、介護業界や士業業界、製造業などさまざまなビジネスシーンで活用できます。

そして、この社内SNSアプリのメリットは『仕事に合ったカスタマイズを行える』ところです。普段使用しているサービスと連携することで、業務の効率化を図ることができます。

また、デメリットは『複数の話をしにくい』ところにあります。スレッド機能がないため、必要な情報だけを閲覧すること難しくなってしまいます。グループを分けるか、他のアプリを検討するなどの対策がおすすめです。ちなみに、無料プランで生成できるグループ数は7個までです。

>>Chatworkの公式サイトはこちら

Talknote

Talknote

Talknoteとは、簡単にいうと、「カルチャーマネジメントに優れたアプリ」です。カルチャーマネジメントとは、経営理念の醸成や組織文化の浸透を指します。強い組織作りには「第2象限」と呼ばれるコミュニケーション領域が最も重要だと考えられています。緊急度は低いが、重要度が高い部分です。Talknoteはこの領域をカバーしています。

この社内SNSアプリのメリットは『組織のコンディションがスコア化されること』です。Talknoteには会社や部署毎のコミュニケーションを定量化できる「組織活性スコア」という機能があります。社員一人ひとりが安心して働けているのか、発言できているのか把握することができます。

また、デメリットは『顧客管理機能が付いてない』ことです。Talknoteは社内コミュニケーションを活性化するためのツールです。ゆえに、営業に役立つような顧客管理機能は搭載されていません。

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Microsoft Teams

Microsoft Teams

Microsoft Teamsとは、簡単にいうと、「万能型の社内SNSアプリ」です。業務に必要であろうあらゆる機能が搭載されています。

この社内SNSアプリのメリットは『既存のOffice製品とシームレスな連携が可能なこと』です。このメリットがMicrosoft Teamsの特徴である万能性を支えています。

普段の業務で使用しているMicrosoft社のツール。他の社内SNSアプリの場合だと、一度保存したあとに、編集を行い、再保存をしてデータを送る必要がありますが、Microsoft Teamsでは、それらのツールをそのまま送信できたり、管理できます。

また、デメリットは『Microsoft社の製品を使用することが前提のアプリである』ことです。Microsoft社の製品は基本的に高性能でかつ利便性が高いものばかりです。しかし、これまで活用したことのない方もいらっしゃるかと思います。そのような方にはおすすめできません。なぜなら、MicrosoftTeamsはExcelやWord、PowerPointといったツールとの連携を前提としているからです。基本的に他のツールとの連携はできません。

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NotePM

NotePM

NotePMとは、簡単にいうと、「社内Wikipediaの役割を持つアプリ」です。社内の必要な情報を知りたいときにこのツールは役立ちます。

情報の登録もWeb上でかんたんに登録できる優れもので、バラバラなフォーマットも統一できます。また、マニュアル作成時には、矢印や吹き便利な「画像編集機能」も搭載されています。

この社内SNSアプリのメリットは『検索機能が秀逸である』ことです。ファイル名だけでなく、中身も検索範囲に含まれるため、重要なキーワードさえ覚えていれば、必要な情報にたどり着けます。

デメリットはこれといって特にありませんが、強いていうならば、『行・列・表の挿入や削除機能がWordレベルではない』ことです。

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LINE WORKS

LINE WORKS

LINE WORKSとは、簡単にいうと、『ビジネスに特化したLINE』です。LINEとの違いは、大人数でのビデオ・音声通話機能、画面共有機能、アドレス機能にあります。LINEの既存機能が進化したものもあり、たとえば、既読機能が挙げられます。既読した人としていない人が明確に区別することができるようになっています。

この社内SNSアプリのメリットは『基本はLINE調になっている』ことです。1から新しいアプリの使い方を覚えるのは少し面倒ですが、LINEWorksであれば、ベースとなっているのは、LINEなので感覚的に使いやすいはずです。

デメリットは『既読機能のトラブル』です。基本的に既読機能というのはとても便利な機能です。ただし、誤って既読をつけてしまったり、既読はつけたものの忙しくて返信ができない場合があるかと思います。何かしらのルールを設けて、運用しましょう。

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WowTalk

WowTalk

WowTalkとは、簡単にいうと、「リピート率が非常に高い社内SNSアプリ」で、リピート率は99%を誇っています。スマホのように直感的に操作できるため、教育コストも抑えることができます。

この社内SNSアプリのメリットは『翻訳機能が充実している』ことです。英語、中国語、韓国語をはじめ、22ヵ国語の翻訳に対応しているため、グローバルなビジネス展開を考えている方におすすめです。また、設定により自動で相手が使用する言語に変換することも可能です。

デメリットは『ユーザーの最低人数が30名からであること』です。30人となるとかなりの人数になります。あらかじめ確認しましょう。

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direct

direct

directとは、簡単にいうと、「業務の可視化に役立つアプリ」です。directには、必要な情報が日々蓄積されていきます。それらを共有することで、問い合わせ件数を減らすことができます。

この社内SNSアプリのメリットは『定期更新ルール』にあります。ユーザーの生の声を反映してくれる機能で、ユーザーの思いを形にしてくれます。

デメリットは『directに関する情報が少ないこと』です。開発会社のホームページには、詳細な情報が記載されていますが、Slackや Microsoft Teamsと比べて、認知度が低いことからネット上にあまり情報がありません。

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ChatLuck

ChatLuck

Chatworkとは、簡単にいうと、「大規模運用にも対応できるアプリ」です。自治体や金融機関、鉄道などに大規模な組織に導入されている実績があります。

この社内SNSアプリのメリットは『ネットワーク分離にも対応しているところ』です。インターネットとの接続を切ったとしても、中継サーバーを用いて、無害な情報だけを内部ネットワークに中継してくれます。

デメリットは『無料プランが存在しないこと』です。無料トライアルといったサービスは存在しますが、LINEのような無料プランはありません。

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ONE TEAM

Oneteam

Oneteamとは、簡単にいうと、「情報共有に優れたアプリ」です。情報共有が上手く行われていないと、意見交換はもちろんのこと、自発性も生まれません。しかし、このアプリを使えば、円滑に情報共有を行え、さらにはコミュニケーション課題を明確にしてくれます。

この社内SNSアプリのメリットは『コミュニケーションを可視化してくれる』ところにあります。発言度や浸透度を集計し、レポート作成できます。具体的にどの部分が良くて、どの部分が悪いのか把握することで、ピンポイントな対策を立てることが可能です。

デメリットは『機能が少し多すぎる』ことです。さまざまな機能が搭載されており、クオリティはかなり高めです。しかし、さまざまな機能が多いが故のデメリットがあります。それは使いこなすまで時間がかかってしまうことです。社内勉強会を開くなどしてアプリに関する理解を深めておく必要があります。

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TUNAG

TUNAG

TUNUGとは、簡単にいうと、「エンゲージメントを高めてくれるアプリ」です。ここでいうエンゲージメントとは、社員の会社に対する愛着心や帰属意識のことを指し、TUNAGは、個人と組織の両方が成長することにコミットしています。

この社内SNSアプリのメリットは『課題に合わせたサービス設計が可能なこと』です。TUNUGでは、オリジナルの社内SNSを構築できます。導入実績も400社を超えているため、信頼性もあります。

デメリットは『ポイント機能が社員にとって負担になる可能性がある』ことです。社員の良い部分を褒めるために存在する機能ですが、社内ルールで義務化をしてしまうとかえって社員に負担がかかってしまいます。推奨程度に留めておきましょう。

>>TUNAGの公式サイトはこちら

gamba!

gamba!

gamba!とは、簡単にいうと、「日報共有アプリ」です。現場では、日々どのようなことが行われているのか把握することができます。

この社内SNSアプリのメリットは『テンプレートを選択し、カスタマイズできるところ』です。テンプレートがあるため、体裁を整えることができ、また、自由にカスタマイズすることも可能なので、日報をいつでもブラッシュアップできます。

デメリットは『使いこなすまでに時間がかかる』ことです。gamba!には、多種多様な機能が搭載されています。しかしその反面、どこにどのような機能があるのか、またどうすれば有効活用できるのか、把握するまでに時間がかかってしまいます。

>>gamba!の公式サイトはこちら

kintone

kintone

kintoneとは、簡単にいうと、「導入後、自社でも運用可能なアプリ」です。基本的にノーコードツールなので、ドラックアンドドロップでかんたんにアプリを変更することが可能です。また、情報の管理は行(レコード)ごとに実施しているため、複数人での編集が行えます。

この社内SNSアプリのメリットは『プラグインが非常に充実していること』です。プラグインとは追加機能を実装できるプログラムのことで、kintoneを開発している会社であるサイボウズのパートナー企業が提供しています。多種多様なプラグインが多く見受けられるため、ニーズあったものが必ずあるはずです。

デメリットは『チャット機能が他のアプリに比べて見劣りする』ことです。チャット機能よりも情報共有・分析に優れているため、他のアプリと比較すると少し見劣りしてしまいます。

>>kintoneの公式サイトはこちら

RECOG

RECOG

RECOGとは、簡単にいうと、「褒めるを視覚化するアプリ」です。レター機能を使うことで、対面では伝えにくい感謝の思いであったり、褒めの言葉を伝えることができます。

この社内SNSアプリのメリットは『人間関係の良好化やモチベーションアップにつながる』ことにあります。実際に人間関係が良好になったと答えた方が83%、モチベーションが上がったと答えた方が75%いらっしゃるため、実績としては充分期待できます。

デメリットは『上記のメリットを感じるまで少し時間が必要だということ』です。まずアプリ基本的な使い方を学ぶ必要があります。その上で、褒める機能であるレター機能を使いこなしていくことになるので、メリットを体感するまでにタイムラグが生じる可能性があります。

>>RECOGの公式サイトはこちら

GRATICA

GRATICA

GRATICAとは、簡単にいうと、「気軽にありがとうを伝えられるアプリ」です。RECOGと同様、気持ちを伝えるサンクスカードという機能があり、モチベーションアップにつながります。

この社内SNSアプリのメリットは『直感的な操作が可能』だということです。定期的なデザイン更新があるため、どんどんユーザーにとって使いやすいものになっていきます。

デメリットは『サンクスカードを送るにはログインしなければならないこと』です。このサンクスカードを送るために、一回一回ログインしなければなりません。日常的に使うチャットツールと連携できれば、そのような手間はかかりませんが、現在そのような仕様にはなっていません。

>>GRATICAの公式サイトはこちら

社内SNSアプリの成功事例と失敗事例

社内SNSアプリを導入すれば、必ずうまく運用できるというわけではありません。導入する上で気をつけておくべきポイントがあります。ここからは成功事例と失敗事例をもとに、導入に必要なポイントを解説します。

社内SNSアプリの成功事例と失敗事例

成功事例

社内SNSアプリを運用し成功すれば、さまざまな恩恵を受けられます。例えば、情報共有が上手くいくと、問い合わせが減ったり、売り上げが2.5倍に増えたりします。コミュニケーションが円滑になると、離職率が低下します。

ではなぜ成功したのか。理由は主に2つあります。1つ目は『運用前から具体的な利用イメージが浸透していた』ことです。トライアル期間や社内勉強会であらかじめ社内SNSアプリの運用について学習しておけば、いつどのようなタイミングでどの機能を使えば良いのか分かります。アプリを身近なものに感じてもらうためにも、具体的なイメージを持ってもらうための時間をとりましょう。

2つ目の理由は『管理職の方から積極的に利用していった』ためです。最初の投稿は若手にとって少々荷が重いようです。役職や年次が上の方から積極的に社内SNSアプリを活用しましょう。結果的にそれが社内全体への浸透につながります。

失敗事例

社内SNSアプリを導入し、コミュニケーションや情報共有が円滑になるはずが、全く社内で浸透せず利用されなくなるケースがあります。

原因は主に2つあります。1つ目は『運用ルールが明確になっていない』ことです。はじめは誰がいつどのようなタイミングで投稿して良いか分からないものです。あらかじめルールを設定し、上司や役員の方が先陣を切って社内SNSアプリを運用しましょう。

2つ目の原因は『ツールの使い方が分からない』からです。新しい社内SNSアプリを導入して、すぐさま運用というのは少々無理があります。大体のアプリにはトライアル期間が設けられていることが多いので、活用しましょう。

失敗しないためには、想定されるリスクに対して、事前に対策を立てることが1番です。

【無料】社内SNSアプリ15選を目的別に比較、成功・失敗事例も解説 まとめ

まとめ

今回は、社内SNSアプリを利用する目的や具体的なアプリの紹介、成功事例・失敗事例について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

特に重要なのが『運用後を見据えた対策を立てる』ことです。上記でも記載致しましたが、必ずトライアル期間で、その社内SNSアプリがどのようなものなのか体感してみて下さい。上手く運用するためのヒントが隠されているはずです。

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