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【基礎】アプリ開発の具体的な7つの手順とは?公開する時のポイントも3つ紹介

アプリを作成する場合、手順を意識しているかが作業の効率に大きく影響します。

でもアプリ開発をしたいけど、具体的な開発の手順が分からないと思ったりしませんか?
今回は上記のお悩みを解決できるように、アプリ開発に必要な手順やポイントを分かりやすく網羅しました。

具体的には

・アプリ開発を行う際の具体的な手順
・開発したアプリをリリースする方法
・アプリ開発を企画する際に意識すべき点を紹介
・アプリ開発後に公開する時のポイント

の順番に重要ポイントをご紹介します。

本記事を参考にして効率的にアプリ開発を実践しましょう。

▼『システム開発』の詳細についてより詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります。
【初心者必読】システム開発系の会社の種類とそのメリット・デメリットについて解説!
Webアプリとは? 仕組みと作り方を解説!

アプリ開発を行う際の具体的な7つの手順を解説

ウォーターフォール型開発におけるV字モデル


上の図は、ウォーターフォール開発のV次モデルです。
▼ウォーターモデルについて詳しい解説はこちらの記事を参照ください
ウォーターフォール開発におけるV字モデルとは?メリットデメリットも解説

基本的な流れとしては、大型開発であろうと個人開発であろうと変わらないので、この流れは他人に説明できるようにしておきましょう!

では、実際に順番通りに手順を踏み効率的なアプリ開発をするために必要な手順を見ていきましょう!

アプリ開発の手順1:要件定義

要件定義とはどのようなアプリを作成するか、の定義をする工程です。
ここでは、どのようなものを作成するのか?を文章化もしくはデザインに起こすことが多いです。

デザインだけではなく、何のために作成するのか?目的は何か?などを明確にすることで本当に必要な機能のみに絞ることも可能なので、是非意識してみてください。

具体的には、新しいアプリ開発の場合は
「誰の何の不を解消するのか?」
└「その不はどうやったら解消できるのか?」
└「もしくは他社ツールで既に解消されている場合、そのツールとの差別化ポイントは何か?」
などを考え、どのような仕様にするのかを決めていきます。

特にデザインをもとに考えることで、この画面にはこの要素が必要ではないか?など具体的な機能まで決められるので、デザインを作ることが多いと思います。

※この工程をスキップしてしまうと、最終的に作るものが目的を満たさない場合があるので、絶対にスキップしないでください

特に気をつけるべき観点は以下の5つです

  • 初期開発だけでなく、運用時の要件も満たせているか
  • 背景・目的を記載しているか
  • 記載内容は5W1Hが明確か
  • イレギュラーなケースを想定しているか
  • 処理性能や障害発生時の要件を記載しているか

アプリ開発の手順2:基本設計

次に要件定義を基にしてアプリに搭載するシステムの作り方の概要を決定する工程です。

概要と言っても分かりづらいと思いますけど、具体的には以下の成果物を作ることが多いです。(システム開発会社によって異なります)

  • 機能一覧:システムに実装する機能の一覧
  • 業務フロー:システムを利用するフロー図で、誰がどういう時に使うのか?を整理します
  • 画面遷移図:画面の遷移図
  • ER図:Entity Relationshipの略。DBの各テーブルを、関係性が理解出来るように記す図

詳細設計との違いとしては、各機能の詳細な処理手順などまでは踏み込まない点が違いです。
プリの地図のようなもので基本設計で作成した情報を基盤として、開発手順を進めていきます。

アプリ開発の手順3:詳細設計

次に詳細設計を行います。詳細設計はプログラミング設計と呼ばれており、各機能ごとに詳細に処理手順の設計を行う工程となります。

具体的にはプログラミングを言葉化して伝える設計図と考えると分かりやすいです。

ただ、この工程はプログラマーが多数いて認識を合わせる必要がある場合のみ実施しても良いと思います。
個人開発の場合はスキップしても良いでしょう。

アプリ開発の手順3:実装

そしてアプリ開発を行います。

開発の段階では今まで設計した情報を見てアプリを作成するのが大切なポイントです。

設計図を考えなおしたりせず、忠実に設計通り開発する意識を持つのがとても重要となります。

弊社ではNoCode開発を得意としているため、従来の開発よりも安く/早く開発が行うことができます!
ぜひ開発を外注しようと考えている場合は一度検討ください。
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アプリ開発の手順4:単体テスト

次に作成したアプリのテストを実施します。
テストフェーズは3つに分かれ、「単体テスト」「結合テスト」「受け入れテスト」に分かれます。

単体テストはV字モデルでは詳細設計に対応した工程で、詳細に処理手順を書いた各機能ごとにテストを実施することを指します。
この工程をスキップしてしまうと、バグに気づかずに世にリリースしてしまうことになるので、絶対にテストをしましょう!

アプリ開発の手順5:結合テスト

次に結合テストです。
結合テストとは、各機能のテストではなく、機能間のテストを実施します。
例えば、データを作成したときに、そのデータを表示するページに正常に表示されているか。等の複数ページ/複数機能にまたがるテストを実施します。

アプリ開発の手順6:受け入れテスト

こちらも個人開発では飛ばしてしまってもいいと思います。

開発の発注側が実際の運用環境に近しい環境で、使用されるフローに沿ってソフトウェアを使用します。
その結果を受けて、発注側のニーズを満たしているかどうかや、運用可能な状態にあるかどうかなどを検証します。

基本的には要件定義に基づいて、ユーザが実際にシステムを使うようにシステムをテストすることが多いです。

アプリ開発の手順7:リリース

テストが完了したらリリースを行います。

リリースとは作成したアプリを公開する工程です。

具体的にはWebアプリ、iPhoneアプリ、Andoroidアプリでリリース方法が異なるので、各アプリに応じた手続きをとり審査を通過しましょう。

また実際のWebアプリケーションの開発事例を参考にするのも勉強になり、とてもおすすめです。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

Webアプリケーションの開発事例10選!身近な例をあげて解説

開発したアプリをリリースする方法

開発したアプリをリリースする方法

Webアプリ、iPhoneアプリ、Androidアプリでリリースする方法をご紹介します。

開発するアプリに適切な手順を踏み公開しましょう。

Webアプリのリリース方法

Webアプリの場合は自分でサーバーを立てて公開する、レンタルサーバーを借りて公開するの2種類があります。

各方法でメリットやデメリットがあるので、自分に合ったやり方を選ぶようにしましょう。

自分でサーバーを立てて公開する

自分でサーバーを立てて公開する場合は価格が安くなるというメリットがあります。

コスト面を意識したい人におすすめの方法です。

反対にドメインに関する複雑な設定を自分で行う必要があり、特に初心者の人は難易度が高いと言えます。
そのため、大規模な開発をしてレンタルサーバーをするよりもAWSなどのクラウドサービスを使いリリースするのがおすすめです!

レンタルサーバーを借りて公開する

レンタルサーバーを借りて公開する場合は操作方法が自分でサーバーを運用するより簡単で、手間がかかりにくいのが大きなメリットです。

具体的にさくらインターネット、ロリポップ!、ヘテムルなどのレンタルサーバーがあります。

反対に費用が高くなるのがデメリットですが、小規模な開発の場合は問題にならないでしょう。

iPhoneアプリのリリース方法

iPhoneアプリのリリース方法としてAppleのディベロッパー登録料を支払い、リリースに必要な各種作業を済ませるなどの手順を踏む必要があります。

具体的な作業が必要な部分も多いので、下記に記載されている順番を見てアプリをリリースしましょう。

開発者登録料を支払う

iPhoneアプリをリリースする時は年会費100ドルを開発者登録料として支払います。

日本円に換算すると11000円程度の金額です。

専用のページから開発者登録ができます。

詳しくは下記のリンクをご覧ください。

Apple Developer Program

リリースに必要な各種作業を済ませる

次にiPhoneアプリをリリースする際に必要な各種作業を済ませるのが大切です。

具体的には証明書やコード署名の作成、Appleの開発環境に必要事項のアップロードなどの作業が必要となります。

上記の作業まで済ませたらアプリの情報の審査依頼が完了です。

Androidアプリのリリース方法

Androidアプリのリリース方法として最初にディベロッパーアカウントを作成する、ファイル作成や記入作業を行うなどの工程があります。

手順を知りアプリをリリースしましょう。

最初にディベロッパーアカウントを作成する

Androidアプリの場合は最初にディベロッパーアカウントを作成する作業が必要です。

登録料として25ドルを支払う義務があります。

決済時にはVisaやJCB、MasterCardのいずれのカードで支払いが可能です。

ファイル作成や記入作業を行う

次にアプリのリリースに必要となるapkファイルをEclipseで作成します。

Eclipseは馴染のない言葉かもしれませんが、簡単に説明するとアプリ開発を効率化するためのツールでapkファイルの作成がしやすいというメリットがあり便利です。

Eclipseでプロジェクト名を選択し、右クリックを行いメニューを選びます。

メニュー内にあるAndroidツール 署名アプリケーション・パッケージエクスポートを選択した後で、必要事項を入力するという流れです。

アプリ開発を企画する際に意識すべき点を紹介

アプリ開発を企画する際に意識すべき点を紹介


アプリ開発を企画する際に意識すべき点として、ユーザーゴールを明確にして質の良いサービス提供する、ビジネスゴールを定めて現実的な視点を持つなどがあります。

上記の点を意識して良質なアプリ開発を行いましょう。

ユーザーゴールを明確にして質の良いサービス提供する

ユーザーゴールを明確にして質の良いサービス提供するのがとても大切なポイントです。

ユーザーゴールとはユーザー目線のサービスを提供する場合を指します。

なぜなら、実際にユーザーにとって必要なアプリ開発を行わないとダウンロード数が伸び悩み、収益化に繋がらないからです。

ユーザーが求めているアプリを想像して開発を進めるのが大切になります。

ビジネスゴールを定めて現実的な視点を持つ

次にビジネスゴールを定めて現実的な視点を持つのも意識すべきポイントです。

ビジネスゴールとは目標とする収益金額やダウンロード数などを指します。

ユーザーに喜んでもらえるサービスという視点だけではなく、企業が継続して事業を行う資金として売り上げを伸ばすのもとても大切な視点と考えられます。

ビジネスの視点を持ったアプリ開発を意識しましょう。

アプリ開発後に公開する時のポイント

アプリ開発後に公開する時のポイント


アプリ開発後に公開する時のポイントとして、アプリをリリースする半年前に周知する、1年間で必要な予算を明確にする、アプリ公開後も継続して宣伝するなどがあります。

アプリ開発後に上記の点を意識してアプリを周知を続けていきましょう。

アプリをリリースする半年前に周知する

アプリをリリースする半年前に周知するのがとても重要です。

なぜなら、アプリをリリースしてもインターネット上では周知されていないため、ダウンロード数が増えないからです。

実際にリリース直後にダウンロードしてもらうため、半年前から周知する必要があります。

前もってアプリの宣伝を行いましょう。

1年間で必要な予算を明確にする

1年間で必要な予算を明確にするのも重要なポイントです。

なぜなら、継続的なメンテナンスが必要となり諸経費としてお金が必要だからです。

収益だけではなくコスト面も考慮したアプリ運用を行う必要があります。

アプリ公開後も継続して宣伝する姿勢が大切

アプリ公開後も継続して宣伝する姿勢が大切です。

宣伝を行うとアプリを幅広く知ってもらえる機会が増え、ダウンロード数の増加が期待できます。

アプリを公開するだけではなく広く知ってもらうために宣伝する意識を持ちましょう。

アプリ開発の具体的な7つの手順とは?公開する時のポイントも3つ紹介 まとめ

アプリ開発の手順を事前に知っておくと作業工程を明確にできるので、目的に合ったアプリが作成できておすすめです。

反対にやみくもにアプリ開発を進めても途中で迷子になる可能性もあるため、最初にWBSなどスケジュールを練っておくとスムーズに作業を進められます。

今回の記事を参考にして手順良くアプリ開発を進めていきましょう。

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