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ハードリミットについて

ここではハードリミットの重要な点について詳しく解説します。

ハードリミットとは?

超えることができない固定の制限です。ハードリミットの中には、より高い料金プランにアップグレードすることで引き上げることができるものや、最適化によって回避できるものも存在します。

ハードリミットを理解すること

開発したアプリがハードリミットに達することは非常に稀です。しかし、もしハードリミットに達してしまった場合それを認識しデバッグするために、開発者にとってハードリミットについて知っておくことは大切になります。

ハードリミットの知識はアプリの計画と開発には役立ちますが、それらがアプリにどのような影響を与えるのか完全に予測することは難しいです。

例えば、検索時間のハードリミットが10秒の場合、3秒で完了する検索がすべての場合「安全」であるとは言い切れません。100万人のユーザーに対して同時に発生する3秒間の検索は、総合的にはアプリに非常に負荷をかけることになります。

このような場合も存在するため、ハードリミットを意識するのに加えて、アプリ内の構成も同時に考慮する必要があります。

データベース

テキストフィールド

データベースに保存される1つのテキストフィールドには、1,000万文字というハードリミットがあります。

これには、スペースなどの文字やBBCode/HTML書式設定も含まれます。

サイズ

ひとつのものに保存されるデータの合計サイズは20MBというハードリミットがあります

これは、ファイルや画像などの関連データではなく、そのもの自体に保存されているデータを指します。

DataタブのBulk

DataタブのBulkボタンを押して、データの一括操作を行うには、20,000件というハードリミットがあります。

ワークフローの複雑さや、一つ一つのデータの量によっては、より少ない件数でもソフトリミットに達してしまう場合があることに注意が必要です。

Bulkボタンでの処理は、Personalプラン以上で使用可能になります。

参照先を削除する

データベースであるものを削除するとき、場合によっては、そのものが削除されたことを反映するために他のレコードを更新する必要があります。

たとえば、ユーザーは「Created by」フィールドで参照されているため、他のレコードに接続されているかもしれません。

これにより、一見単純な操作が複雑でリソースを多く必要とするものになることがあります。

参照されるレコードの数が10,000件を超える場合、参照されるレコードが正しく更新されない場合があり、100万件に達すると、プロセスが予期せぬデータベースエラーを引き起こす可能性がかなり高くなります。

リストの保存

データベースのリストを別のもの (ユーザーのタスクなど) に保存するには、10,000 レコードというハードリミットがあります。

レコードが保持するデータ量と適用する処理の種類に応じて、長いリストは低い数値からパフォーマンスに影響を与える可能性があることに注意が必要です。

多くの場合、長いリストを保存する代わりに「Do a search for」を使用する方が効率的です。詳しくはパフォーマンス向上のTipsに記載されています。

CSVファイルのアップロード

BubbleエディターまたはアプリにアップロードされるCSVファイルには、5GBというハードリミットがあります。

ただしメジャーなブラウザでは、2GBを超えるアップロードが難しい場合が多いため、ほとんどの場合は2GBが実用的なリミットになります。

ファイルのアップロード

BubbleエディターまたはアプリにアップロードされるCSVファイルには、5GBというハードリミットがあります。

ただしメジャーなブラウザでは、2GBを超えるアップロードが難しい場合が多いため、ほとんどの場合は2GBが実用的なリミットになります。

デザインとロジック

ワークフローのタイムアウト

300 秒 (5 分)を超えるワークフローはタイムアウトになります。

同時に実行される他のプロセスが、アプリが容量の限界に近づいた場合、安定性を維持するためにBubbleがアプリを制限する可能性があることに注意が必要です。またこれにより、ワークフローの速度が低下し、タイムアウトが発生する場合もあります。

ページ上の要素とイベント/アクションの数

1ページ内の要素、イベント、アクションの合計数は 10,000というハードリミットがあります。

URLの長さ

BubbleにはURLの長さの制限はありませんが、ブラウザの互換性を確保するには2,000 文字以内にする必要があります。

一般に、使いやすさと SEO の目的から、URL をできるだけ短くすることをお勧めします。

統合

AP コネクタの応答

APIコネクタまたはプラグインを使用して行われる外部API呼び出しへの応答には、50MBというハードリミットがあります。

この制限を超えると、ログに「response too large(応答が大きすぎます)」というエラーが生成されます。

API呼び出しのヘッダー

API 呼び出しのヘッダーの合計サイズは、8,000 文字というハードリミットがあります。

API呼び出しのキー

API 呼び出しのキーの合計サイズは、20,000 文字というハードリミットがあります。

Data APIの同時リクエスト

Data API は、プランに応じて設定された数のリクエストを処理します。

  • Starter: 15,000
  • Growth: 25,000
  • Team: 35,000

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