QCDSとは?QC7つ道具、QCDSEについても解説

QCDSとは?QC7つ道具、QCDSEについても解説

「QCDの概念については理解したけど、QCDSと何が違うの。。?」
「QC7つ道具やQCDSEって聞くけど、QCDと違うの?」

システム開発をするうえでQCDという言葉を聞いて調べたことはあるのではないでしょうか。

弊社でも、以前QCDについては以下の記事で解説しました。

QCDとは?意味とポイントを徹底解説

QCDとはプロジェクトを進めていくうえで欠かせない概念で、システム開発を成功させるためは、QCDの要素を取り入れることが不可欠です。そんな重要なQCDの関連語や、QCDを担保するためのツールをどうやって活用していけばいいのかなどを解説しています。

QCDの関連語を一挙紹介!

QCDの関連語を一挙紹介!

開発やプロジェクトの現場では、業界ごとの環境や業務に合わせて作業を進める必要があります。

そのため、QCDの3つの要素、品質、コスト、納品だけでは問題をカバーできない場合に対応し、QCDSやQCDEなどの派生語ができました。

例えば安全や環境が最優先される建設業界では、QCDにSafety(安全)とEnvironment(環境)を付けたしQCDSEという派生語が生まれています。

またサービス業ではQCDにFlexibility(柔軟性)をつけ足したQCDFなど、いろいろな派生語や関連語ができました。

ここからはQCDに関係のある派生語と関連語について解説していきます。

QCDS

QCDSとは品質、コスト、納期の3要素に「Servise(サービス)」を付け加えたものです。

品質が良いか、価格は適正な価格か、納期は守られているかということに、顧客へのサービスがきちんとされているかという視点が入ります。QCDSも品質、コスト、納期とサービスの4つの要素をバランスよく向上させて、製品の開発を進めていくことが大切になってきます。

サービスと言っても漠然としていますが、顧客の要望を組み取って、何が相手に喜ばれるのかを考量していくことが必要でしょう。例えばすぐに修理ができるように体制を整えたり、問い合わせができるようにコールセンターを設置したりといった具合です。

昨今は値段や製品の質がどこも均一になってきているため、顧客に心から喜ばれるサービスを生み出すことで、他社と差をつけることができるでしょう。

QSDSを意識し、マニュアルだけではない心の通ったサービスを心掛けたいものです。

QCDE

QCDEとは品質、値段、納期の3要素に「Environment(環境)」を加えたものです。

特に施工管理の場面で使われることが多く、施工現場の環境を考慮することで、作業員が働きやすくなる環境を作ります。

職場環境を整えることで、よりスムーズな作業が可能になります。

また環境と企業の社会的責任が求められている状況を受けて、各企業での環境へ配慮した自主的な取り組みが求められています。

具体的な例をあげると、地球温暖化対策として製造設備の省エネ化を図ったり、製造工程において改革をしたり、クリーンエネルギーを使用したりという事例です。

時代のニーズをとらえて、それを自社の活動に取り入れていくことは、他社との差別化を図るうえでこれからますます不可欠になっていくでしょう。

また環境活動に配慮する姿勢は、顧客からの信頼性の獲得にもつながります。

QCDをすでに取り入れているが、自社ならではの強みを生かしたい場合にQCDEの要素を取り入れた活動を意識してみましょう。

新しい価値を作り上げていくことがこれからますます求められています。

QCDF

QCDFとはQCDの3つの要素に「Flexibility(柔軟性)」を加えたものです。

製造業やサービス業で主に使われていますが、それらの業界では製品やサービスの移り変わりが激しいことから、「Flexibility(柔軟性)」という視点が加えられ、柔軟に対応できるようにしています。

システム開発においても、グローバル化やITの進化で、技術の移り変わりが激しい分野であることから、QCDFの要素は必要不可欠となるでしょう。

例をあげると顧客のニーズに柔軟に対応できるようにする、また企業の組織などに柔軟性を持たせるなど、その時々の状況を組んで臨機応変に動けることが大切です。

顧客ファーストを考慮した場合、柔軟性は避けては通れない要素でしょう。品質、価格、納期を考慮しつつ、柔軟性を加えることでグローバル化にも対応していくことができます。

QC七つ道具

QC 7つ道具というのは、QCDを実際の業務に落とし込むために必要な7つのツールのことです。

具体的には、仕事を通して得た品質特性データを解析し、そこから問題解決を図ります。
システム開発や業務を成功させるためにQCDの概念は重要ですが、どうやって成功するのかという工程の部分まではカバーしていません。

よってQC 7つ道具を使うことにより、実際の業務が明確化されます。QC 7つ道具は次の7つを指します。

  1. パレート図
  2. 特性要因図
  3. グラフ(管理図を含む)
  4. チェックシート
  5. ヒストグラム
  6. 散布図
  7. 管理図

PMBOK

PMBOKはQCDにおいて、実際に成果を出すために知っておくべき知識がまとめられた参考書です。

PMBOKは、プロジェクトマネジメントの知識において世界標準となっており、4年ごとに改定版が出版されています。
プロジェクトにおける知識を10のエリアに分け、また5つのプロセスに分けて考え方や心構えを説いています。

10のエリアでは原価や予算などの管理の仕方、起こりえるトラブルを予測してどのように対策を取るかなどが書かれています。
5つのプロセスの箇所では、プロジェクトを5つのプロセスに分けて、立ち上げから実行、終了に至るまでを説明しています。

プロジェクトを始めて手掛ける方や、実際の業務において問題や分からないことが出てきた時には、参考にしたい1冊ですので、手元に置いておくとよいでしょう。

QCDは目的ではなく、手段である

QCDは目的ではなく、手段である

QCDとはシステム開発やプロジェクトを成功させるための概念だと分かりました。

QCDは目的ではなく、手段であり、QCDの概念である「高品質でコストがかからず納期に遅れない」ということを念頭に、開発を進めていくことが大切です。システム開発に限らずすべてのモノづくりの現場で適用されるQCDを自社のプログラムに取り込むことで、より良い開発を目指すことができます。

QCDを使ってシステム開発を進めていきたいけれど、うまくいかない、実際の運用でつまずいているという方はぜひ弊社までご連絡ください。弊社でもWeb開発・マーケティング支援を行っており、受託から開発後の管理まで一貫した安心感のある開発が可能です。

大手ITベンダー、大手Webディレクター2人体制でのプロジェクト管理を徹底しており、「当たり前品質」の高い価値提供ができます。

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