おすすめのローコード開発の支援会社11選!ノーコード開発との違いとは?
ローコード開発を行いたいけど、どの会社が発注すれば良いかわからない…
依頼する会社に応じて、ローコード開発の方向性や搭載する機能、支援方法などが異なるため、企業選びはとても重要です。
今回はそんなお悩みを解決するために、
- ローコード開発の支援会社11選
- ローコード開発のメリット・デメリット
- ローコード開発とノーコード開発の違い
ついて、わかりやすく解説しました。
本記事で取り上げたポイントを意識して、理想とするローコード開発が可能な企業に、開発支援を依頼しましょう。
ローコード開発の支援会社11選
おすすめのローコード開発の支援会社11選を紹介します。
各企業の特徴を理解して、最適なローコード開発会社に依頼を検討しましょう。
株式会社アイエンター
「株式会社アイエンター」は「Power Apps」や「Power Automate」、「Power BI」などのプラットフォームを開発しています。
何から進めていったら良いかわからない人でも、気軽に相談できる企業です。
また、相談段階から親身になって携わってくれるため、安心してローコード開発の依頼ができます。
初めての依頼で不安な人は、株式会社アイエンターを利用すると良いでしょう。
NTTデータビジネスシステムズ
「NTTデータビジネスシステムズ」は、ローコード開発トータル支援サービスを実施している企業です。
OutSystemsと呼ばれる、業界トップレベルの開発プラットフォームを使用しており、素早い開発スピードが可能です。
具体的には、通常の開発スピードの5倍から10倍の速さで開発できます。
また、外部連携や変更要求に対応できるシステムとなっており、利便性が高いです。
スピーディーかつクオリティの高い、ローコード開発を依頼したい人はおすすめです。
株式会社ファンリピート
「株式会社ファンリピート」は、最短3週間でローコード開発のリリースが可能な企業です。
中でも、スピーディな展開が可能なため、新規事業の開拓を希望している会社におすすめです。
また、スピードだけではなく、今まで蓄積したデザイン資産も豊富なため、開発スピード向上やコスト削減を見込めます。
その他、24時間体制のフィードバックシステムを採用しており、いつでも開発経過を確認できる点も特徴です。
株式会社システムキューブ
「株式会社システムキューブ」は、あらゆる要素を総合的に考慮した、ローコード開発を行う会社です。
高い技術力を備えているのはもちろんですが、同時に顧客にとって最適な方法を、常に模索して開発を行っています。
今まで以上に業務を効率化したい、生産性を向上させたい企業に最適です。
株式会社ヘッドウォータース
「株式会社ヘッドウォータース」は、AI アプリを中心に開発している企業です。
近年求められている高速運用できるアプリ開発を、コンセプトとして掲げています。
中でも、IoT領域のPoCやスタートアップを次々に仕掛けており、高機能かつ高速で利用できる、ノーコードアプリを求めている人はおすすめです。
株式会社フロッグポッド
「株式会社フロッグポッド」は、「PowerApps」や「Power Automate」を使用して開発を行っています。
Microsoft から支援依頼が来た際の事例が紹介されており、高い技術力という評価を受けている企業です。
低コストで短期間のアプリ開発を行い、素早く事業を改善できるローコード開発を進めています。
株式会社QES
「株式会社QES」は、パワープラットフォームを使用した収集から、分析可視化までを一貫して行っている企業です。
また、別途有償プランとなりますが、「Microsoft database」の導入も可能です。
「Microsoft database」は、社内データの一元管理が容易にできるライセンスで、業務を効率的に進められます。
ローコード開発のスピード感だけではなく、Microsoft 365 も同時に活用したい人向けの会社です。
アーティサン株式会社
「アーティサン株式会社」は、コード開発とコーティング技術を組み合わせた、高品質で低コストを展開している会社です。
通常、コストパフォーマンスが高いものは費用がかさみますが、低コストで高パフォーマンスのローコード開発を実現できます。顧客の環境に寄り添った、ローコード開発支援が特徴です。
インフォシェア株式会社
「インフォシェア株式会社」は、「業務を効率化して時間を創る」を、コンセプトとして掲げている会社です。
小規模ツールからOffice 365専用ツールまで、幅広くローコード開発ができます。
開発方法に細かい要望がある場合は、「インフォシェア株式会社」を利用しましょう。
プロアクシアコンサルティング株式会社
「プロアクシアコンサルティング株式会社」は、通常のローコード開発だけではなく、 PowerAppsやPower Automate などが学習できるワークショップを開催しています。
ローコード開発を行うと移動中に操作ができるため、業務の効率化を図れます。
また、ワークショップでは動画による学習が可能となっており、視覚的に快適に学習できおすすめです。
株式会社WINGS
「株式会社WINGS」は、既存業務への適用性やカスタマイズの際の問題の有無、社内のセキュリティポリシーに対応しているか、などといった視点を具体的に取り上げ、ローコード開発を行なっています。
依頼された企業の現状をしっかりと把握した上で、開発に取り組みます。
具体的に、ローコード開発の際に使用するツールとして、「WebPerformer」、「SoftWearGeneXus」、「SoftWearOutSystemes」などが挙げられます。
費用を抑えて開発したい方はノーコード開発がおすすめ
アプリ開発の費用を抑えたい方は、ノーコード開発も検討してみましょう。ノーコード開発とは、ソースコードを作成せずにWebアプリやネイティブアプリを開発する手法です。kintoneやbubbleなど、ノーコード開発ツールを使い、ツール上で開発に必要な作業を完結します。
アプリ開発に必要な作業は、テンプレートの選択やパーツ配置だけです。コーディングをともなわないため、通常の開発と比べて開発費や開発期間を大幅に削減できます。ノーコード開発の実績が豊富な企業は、以下の3社があげられます。
- Swooo
- 株式会社STOVE
- 株式会社YNS
外注先選びの参考にご活用ください。
おすすめのノーコード開発会社に関して、さらに詳しく知りたい方は「ノーコードの受託開発会社を紹介!業務委託する際の流れも解説!」もあわせてご覧ください。
Swooo
Swoooは、ノーコード開発ツール「bubble」を使っての豊富な開発実績を誇る企業です。マッチングサービスやAIサービスなど、これまでさまざまなサービスを開発してきました。
また、Swoooにはbubbleに精通したエンジニアが多数在籍しています。独自プラグインやAPI開発など、自由度の高い開発も対応可能です。これまでの実績や開発力が評価され、bubbleの「公認エージェンシー」にも認定されました。
さらに、ソースコードを作成しないため、通常の開発と比べて開発費を1/3程度に抑えられます。浮いた費用はWeb広告の掲載や動画制作など、さまざまな用途に活用できます。
株式会社STOVE
高機能ノーコードツール「CORE Framework」を自社開発した企業です。通常の開発と異なり、コーディングは発生しません。インフラ環境の構築やサーバーサイドの開発コストを1/3程度に抑えられます。
また、顧客管理や受注管理、図面管理など、多様なテンプレートが用意されています。パーツも1,000種類以上用意されており、自社の要望を最大限反映したシステムを設計できるでしょう。入力フォームの項目やデザインなども自由にカスタマイズが可能です。
さらに、暗号化通信や脆弱性診断、WAFの搭載など、セキュリティ対策も充実しています。機密情報の漏えいを必要以上に心配する必要はないでしょう。
株式会社YNS
株式会社YNSの特徴は、フルスクラッチ開発に関する豊富なノウハウや経験を持っている点です。これまで店舗向け基幹システムやマッチングサービスなど、さまざまなサービスを開発してきました。
一からシステム・アプリを作っていくため、ユーザービリティやデザイン性を最大限追求できるでしょう。
また、ノーコード開発とフルスクラッチ開発を組み合わせたハイブリッド開発にも対応しています。通常、フルスクラッチ開発を依頼する場合、多額の初期費用が必要です。テンプレートやフレームワークを利用しないため、長期的な開発計画を立てなければなりません。
ハイブリッド開発の利用によって、開発費の高騰と開発期間の長期化を避けられます。
ローコード開発のメリット
ローコード開発のメリットとして、
- 高いスキルがなくても開発ができる
- 短い時間で開発が可能
- 開発コストを抑えられる
などが挙げられます。
高いスキルがなくても開発ができる
ローコード開発は、高いスキルがなくても可能です。
今までは、高スキルなエンジニアが必要不可欠な時代でした。
現在は、ローコード開発が可能となったため、最低限のプログラミング知識があれば開発できます。
採用できるIT人材の幅が広がったと考えられます。
短い期間で開発が可能
ローコード開発を用いると、短期間で開発が可能です。
特にITエンジニアは納期に迫られながら仕事を行っています。
ローコード開発を使用することで、90%近くの開発時間が短縮できるデータもあり、余裕をもって開発に打ち込めます。
開発コストを抑えられる
ローコード開発を使用すると、開発コストを抑えられます。
なぜなら、短期間でミスが少なく、開発が続けられるからです。
反対に、ローコード開発を使用しないと人件費が多くなり、開発コストが結果的に増えます。
また、給料が高いプログラマーも少なくなるため、人件費のコストも削れるメリットもあります。
ローコード開発を使用して、コストを削減しましょう。
ローコード開発のデメリット
ローコード開発のデメリットとして、
- 開発の自由度が低い
- 最低限のプログラミングスキルが必要
- クリエイティビティを発揮しにくい
などが挙げられます。
開発の自由度が低い
ローコード開発は、開発の自由度が低いのがデメリットです。
理由は、特定のテンプレートに特化しているものも多く、オリジナリティを追求しにくい側面があるからです。
反対に、独自性を追求しなければならない開発を手がけている場合は、ローコード開発が使用しにくいと言えます。
最低限のプログラミングスキルは必要
ローコード開発は、最低限のプログラミングスキルが必要です。
なぜなら、ノースキルで開発ができるツールではないからです。
ノーコード開発なら、プログラミングスキルが不要ですが、ローコード開発ならば、最低限のスキルや勉強が必要となります。
クリエイティビティを発揮しにくい
ローコード開発は、クリエイティビティを発揮しにくいデメリットがあります。
理由は、一定のテンプレートやサービスを使用するなどの、限定的な仕事となるからです。
上記の理由から自由な発想ができない分、クリエイティビティを発揮しにくいと言えます。
ローコード開発とノーコード開発の違い
ローコード開発とノーコード開発の違いとして、
- 必要になるプログラミングスキル
- 開発速度の違い
などがあります。
また、企業の方向性によっては、ノーコード開発の利用を検討するのも一案です。
必要となるプログラミングスキル
ローコード開発は、ある程度のプログラミングスキルが必要です。
対して、ローコード開発はコードを記述する必要がないため、ノースキルで開発ができます。
必要となるプログラミングスキルが大きな違いです。
開発速度の違い
開発速度の違いとして、ノーコード開発の方がローコード開発よりも、開発速度が速いのが特徴です。
また、速度が速いため、スピーディーな開発展開ができます。
そして、ノーコード開発は開発速度だけではなく、快適に開発を進められるため、人件費が削減できます。
ノーコード開発の利用を検討するのも一案
企業によってはノーコード開発の利用を検討するのも一案です。
なぜなら、ローコード開発と比較して、ノーコード開発は開発スピードが速く、新規事業の際にも有効だからです。
もちろん、ローコードは自由な開発ができる部分もあるため、各開発方法によって一長一短があります。
使用する目的に応じた開発ツールの、利用を検討しましょう。
ノーコード開発ツールに関して具体的に知りたい人は、下記の記事も合わせてご覧ください。
まとめ
今回は、
- おすすめのローコード開発の支援会社11選
- ローコード開発のメリット・デメリット
- ローコード開発とノーコード開発の違い
について解説しました。
ローコード開発を取り入れると、業務の効率化や人為的なミスを最小限に抑えられます。
他には、ノーコード開発を依頼すると、最小限の力で効率化が図れるため一案と言えます。
本記事で取り上げたポイントを意識して、各企業形態に合わせてローコード開発とノーコード開発を使い分け、快適に仕事を進められる環境を整えましょう。