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元エンジニアの起業家を紹介!エンジニアが起業するメリットは?

「エンジニアから起業して成功した事例はあるのか?」

「エンジニアから起業するメリットはあるのか」

「元エンジニア起業家になるには、どうすればいいのか知りたい」

本記事では、エンジニアから企業を立ち上げて成功した事例と、エンジニアが起業するメリットなどについて解説します。

具体的には以下の通りです。

  • 元エンジニアによる起業の成功事例(国内編)
  • 元エンジニアによる起業の成功事例(海外編)
  • 元エンジニア起業家になるメリット
  • 元エンジニア起業家になる具体的な方法
  • シリコンバレーに起業家が多い理由

上記にあるように、元エンジニア起業家になる方法や、シリコンバレーにおける起業の実態などについても解説しているので、ぜひ最後までご参照ください。

国内の有名な元エンジニア起業家5人

国内の有名な元エンジニア起業家5人

ここでは国内の有名な元エンジニア起業家として、

  • メルカリの山田進太朗氏
  • さくらインターネットの田中邦裕氏
  • ドワンゴの川上量生氏
  • Wantedlyの仲暁子氏
  • コインチェックの和田晃一良氏

この5人の簡単なプロフィールや実績、起業までの流れをご紹介します。

メルカリの山田進太朗氏

メルカリ創業者の山田進太朗氏は、早稲田大学を卒業後に、株式会社ウノウを設立しました。

設立後のウノウは、Webサービスやゲームなどのビジネスを進めた後、Zyngaに買収されています。

Zynga Japanを退職後に、山田氏は株式会社メルカリを創業し、「スマホ1つで誰でも簡単に物品の取引ができるアプリ」としてメルカリを開発しました。

さくらインターネットの田中邦裕氏

さくらインターネットの創業者である田中邦裕氏は、舞鶴工業高等専門学校在学中に「電子制御研究会」を設立し、さくらインターネットの母体である無料レンタルサーバー事業を開始しました。

その4年後にさくらインターネットを創業し、同社を東証一部上場企業にまで成長させました。

ドワンゴの川上量生氏

ドワンゴ設立者の川上量生氏は、京都大学工学部を卒業後に、ソフトウェアジャパンで7年間勤めて、その後独立しています。

そこで、オンラインゲームを開発する会社の「ドワンゴ」を立ち上げました。

ドワンゴの代表取締役会長になって、ニコニコ動画などのサービスを世に送り出しています。

Wantedlyの仲暁子氏

Wantedly創業者の仲暁子氏は、京都大学経済学部を卒業後に、ゴールドマンサックスに入社すると、リーマンショックの影響で退職し、しばらく実家で暮らしていました。

その後、Facebook Japanの初期メンバーとして入社し、仕事を続けながらも、同年にフューエル(現Wantedly)を設立して、2年後にサービスをリリースしました。

コインチェックの和田晃一良氏

コインチェック株式会社の創業者の和田晃一良氏は、東京工業大学在学中に、仮想通貨取引所のレジュプレス株式会社(現コインチェック株式会社)を設立した。

社長でありながらエンジニアとしても尽力し「STORYS.JP」や「Coinchek」の開発を手がけました。

海外の有名な元エンジニア起業家5人

海外の有名な元エンジニア起業家5人

ここでは海外の有名な元エンジニア起業家として、

  • Microsoftのビル・ゲイツ氏
  • Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏
  • Googleのラリー・ペイジ氏
  • Oracleのラリー・エリソン氏
  • Twitterのジャック・ドーシー氏

この5人の簡単なプロフィールや実績、起業までの流れをご紹介します。

Microsoftのビル・ゲイツ氏

Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏は、ハーバード大学在学中に、友人と共に開発したAltairが成功し、その後にソフトウェア会社のMicrosoftを設立しています。

その後、Microsoftで「MS-DOS」や「Windows」を開発し、それらのビジネスが成功したことで、現在では世界一の大富豪と言われています。

Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏

Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏は、ハーバード大学在学中に、同じ授業を履修している生徒を閲覧できる「Coursematch」や、画像に映っている人の魅力度を評価するサイト「Facemash.com」を設立しました。

その後、インターネット上で人と人との繋がりに興味を持ったマーク・ザッカーバーグ氏は、SNSサイト「Facebook」を設立し、現在ではGAFAMの一角をなす企業にまで成長させています。

Googleのラリー・ペイジ氏

セルゲイ・ブリン氏と共にGoogleを設立したラリー・ペイジ氏は、スタンフォード大学でコンピューターサイエンスを専攻していました。

大学で出会ったセルゲイ・ブリン氏と共に、大学休学中にGoogleを立ち上げ、現在ではFacebookと共にGAFAMの一員となっています。

Oracleのラリー・エリソン氏

Oracle設立者のラリー・エリソン氏は、アムダール社に勤務し、その後に他の2人のエンジニアと共にOracleを設立しました。

最近では、Saas型企業のNetSuite社の設立にも携わるなど、現在でも数多くの功績を残し続けています。

Twitterのジャック・ドーシー氏

SNSサービスの代表でもある「Twitter」を作ったジャック・ドーシー氏は、24歳でODEO社に勤務し、その後独立してTwitterを設立しました。

32歳でTwitter社をクビにされた後は、33歳でクレジットカードを使ったスマホ決済サービスを提供する「Square」を設立し、Squareを大きく成長させた後に、再びTwitter社に戻っています。

また、最近ではTwitter社のCEOを退任したことでも話題となりました。

起業家エンジニアになるメリット

起業家エンジニアになることのメリット

「エンジニアから起業家になって成功する人が多い」という事実からも分かる通り、エンジニアは起業に向いています。

そこで、「なぜエンジニアは起業に向いているのか」について知ってもらうために、元エンジニア起業家になることのメリットについて解説します。

元エンジニア起業家の具体的なメリットは、以下の通りです。

  • 初期開発コストがかからない
  • エンジニアが集まりやすくなる
  • 投資家からの反応が良くなる

それでは順番に見ていきましょう。

初期開発の人件費がかからない

プロダクトを作る初期段階では、エンジニアを雇う人件費がかかってきます。

しかし、起業家自身がエンジニアであれば、自分でプロダクトを開発することができるので、人件費を削ることができたり、一人で開発を進めることで人件費をゼロに抑えたりすることも可能です。

また、起業家自身がエンジニアであれば、腕の立つエンジニアを雇いやすくなるので、エンジニアの数を減らしても開発に支障が出ないようなチームを作ることができ、その分人件費を抑えることができます。

エンジニアが集まりやすくなる

前述の通り、起業家自身がエンジニアであれば、エンジニアが向こうから寄ってくることも多いです。

元エンジニア起業家が他のエンジニアを巻き込みやすくなる理由として、以下の要因が挙げられます。

  • 起業家がエンジニアであれば、エンジニアから信頼されやすいから
  • エンジニアはエンジニアのことを尊敬しやすいから

詳しくは、以下記事を参考にしてみてください。

投資家からの反応が良くなる

投資家自身がエンジニアであると、投資家からしても信頼できるので、資金調達が簡単になります。

エンジニア経験の無い起業家に投資してしまうと、プロダクトができずに終わることがよくあります。

しかし、元エンジニア起業家であれば、投資家に見せるためのプロダクトが既にできているケースが多く、そのプロダクトを参考にすることで評価がしやすいのです。

そのため、元エンジニア起業家になれば、資金調達が比較的容易になるので、より開発に力を注ぐことができます。

起業家エンジニアになる方法

起業家になる方法

ここでは、エンジニアから起業する方法について解説します。

エンジニアから起業する具体的な方法として、以下のやり方が挙げられます。

  • プログラミングを独学してプロダクトを作る
  • 周りの人と協力して企業を立ち上げる
  • IT企業で実務を積んだ後に独立する

それでは順に解説していきます。

プログラミングを独学してプロダクトを作る

もともと非エンジニアの方でも、1からプログラミングを独学で勉強して、会社を設立するというケースは多いです。

例えば、先ほど紹介したWantedly設立者の仲暁子氏は、もともとはエンジニアではありませんでしたが、Rubyを独学で勉強して、企業を立ち上げました。

最近では、プログラミングのためのWebサービスや、分かりやすい参考書など、プログラミング独学のための勉強ツールはたくさんあります。

そのため、プログラミングを独学する意欲のある人や、独学する根性のある人は、独学で勉強した後に、何かしらの成果物を作るのもありです。

周りの人と協力して企業を立ち上げる

身の回りの友人や知人を誘って、一緒に企業を立ち上げる事例もよくあります。

このような話でよくあるケースとして、

  • 工学系の大学の友達と一緒に起業する
  • 勤務先の同僚と一緒に独立する
  • 知り合いのエンジニアを誘う

などがあります。

このように、どうしても一人で起業するのが不安な人は、周りの知り合いを巻き込むのがおすすめです。

ただし、起業はそれなりにリスクを伴うので、馴れ合いにならずに、お互いを高め合える人を選ぶようにしましょう。

IT企業で実務を積んだ後に独立する

IT企業にエンジニアとして数年間ほど勤め、退職した後に起業する人も多いです。

このように、IT企業での実務経験がある場合、もともと勤めていた会社で培ったノウハウを取り入れたり、実務で獲得したスキルを開発に活かしたりと、メリットは大きいです。

そのため、いきなり起業するのではなく、一旦IT企業に就職して実務経験を積んだ後に、起業することをおすすめします。

また、現在エンジニアとして働いていて、いつか独立することを志している人は、独立する最適なタイミングを見計らうことが重要です。

シリコンバレーで起業家エンジニアが多い理由

シリコンバレーで起業家エンジニアが多い理由

シリコンバレーで起業するエンジニアが多い理由は、自身の専門分野だけでなく経営にも興味があるエンジニアが多いからです。

日本のエンジニアは、上からの命令に対して「分かりました!」と言って、何も疑問や意見を持たずに、ただ業務を始めることも珍しくありません。

そんな日本のエンジニアと比較してみると、アメリカのエンジニアの中には、経営陣からの命令に対して「どうしてこの戦略をとるんだろう」意見をはっきりと述べる人が多いです。

そのように、経営に対して意見しながら仕事をすることで、自然と経営に関する知識も身につけているのです。

「経営に関心を持って仕事に取り組んでいる人が多い」というのが、シリコンバレーで元エンジニア起業家が多い要因となっています。

まとめ

まとめ

今回は元エンジニア起業家のメリットなどについて、事例を踏まえて解説しました。

本記事のポイントは以下の通りです。

  • 元エンジニアが起業して、成功する事例はたくさんある
  • 元エンジニアが起業すれば、初期開発の人件費がかからない
  • 元エンジニアが起業すれば、IT人材の確保や資金調達がしやすい
  • 1からプログラミングを独学して起業する人も多い
  • 知り合いと共同で企業を立ち上げる人もいる
  • 起業する前に、エンジニアとしての実務経験を積むのも良い手段
  • シリコンバレーでは、エンジニアに関心を持った起業家が多い

本記事の内容からも分かる通り、IT企業を立ち上げて成功するためには、起業家自身もIT技術・知識を有している方が有利です。

そのため、起業で成功したい方は、プログラミングやITについて学ぶことをおすすめします。

また、起業を目指している現役エンジニアや非エンジニアの方にとって、参考になれば幸いです。

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