- 正社員じゃないとダメなの？
- 正社員を辞めるデメリットって何がある？
親に反対されたり周りに正社員で働く人が多かったりすることで、
上記のように悩む方は多いでしょう。
結論、正社員じゃないとダメな理由はなく、
親に言われたから従うのはNG。
そこで本記事では、
正社員じゃないとダメなの？といった疑問や、
正社員を辞めるデメリットを解説していきます。
また、正社員じゃない働き方も紹介するので、
自分に合ったものがないか確認してみてくださいね。
本題に入る前に1つ！
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目次
「正社員じゃないとダメ」と親に言われた？本当にそうなの？
親から「正社員じゃないとダメ」
と言われたからといって、
必ずしもそうとは限りません。
総務省が2023年に行った労働力調査によると、
正社員と非正規社員の割合は以下のようになっています。
| 調査の対象者数 | 5,680万人 |
| 正社員 | 3,568万人 |
| 非正規社員 | 2,112万人 |
表からわかるように、
約4割の人が非正規社員として働いています。
非正規社員の働き方を選ぶ人の理由としては
「自分の都合のよい時間に働きたい」
「通勤時間が短いから」
といったプライベートを優先するものが
見受けられました。
また、非正規社員の割合の推移を表したグラフは
以下の通りです。
引用元：労働力調査(詳細集計)2024年(令和6年)1～3月期平均
非正規社員の割合は、
2022年の始まりから増え続けています。
そのため、
正社員じゃないとダメだという明確な理由はなく、
非正規社員で働くのも一つの手です。
人によって最適な雇用形態が異なるから
正社員として働くことは
安定性やキャリアアップの面でメリットがありますが、
必ずしも全ての人にとって最適な働き方とは
言えません。
正社員である必要がない理由の一つは、
人によって最適な働き方が異なることが
挙げられます。
たとえば、
仕事の時間外で資格の勉強をしたい人、
家事や育児との両立をしたい人など
理由はさまざまです。
興味のある仕事が、
たまたま非正規社員で募集されているなどのケースもあるでしょう。
親や周囲の人の意見に左右されず、
自分が本当にしたい仕事や、
将来の目標を明確にし、
自分に合った雇用形態を探していきましょう。
正社員の給与面の条件がかなり悪くなっているから
近年、正社員の給与の伸び悩みが
指摘されています。
株式会社マイナビが正社員800名を対象に行った
「正社員の賃金不満と副業の意識調査」
による結果は以下になります。
この調査結果から、
現在の給与に満足していない正社員は
約半数に上ることがわかります。
また、理想年収とのギャップは
150万円と大きな乖離があることがわかります。
もちろん、
全ての正社員が給与に不満を抱いているわけではありません。
しかし、
年収が上がっている業種もありますが、
職種や企業によっては給与が上がらない、
もしくは下がっているケースもあるため、
正社員であることが必ずしも良い選択ではない
場合もあるでしょう。
正社員じゃないと稼げないという時代はとっくに終わっているから
正社員でなければ稼げないという時代は、
もはや過去の話です。
非正規社員やフリーランスとして、
正社員と同様または
それ以上の収入を得ている人は多くいます。
例えば、
フリーランスとして活躍している人の中には、
動画編集者やWebライター、
Webデザイナーなどがいます。
それぞれの仕事内容や単価の目安は
以下になります。
| フリーランスの種類 | 仕事内容 | 単価感 |
|---|---|---|
| 動画編集者 | ・YouTubeの動画編集 ・TikTokショート動画編集 ・Instagramリール動画編集 | ・ショート動画1本約1,500円〜 ・通常の動画1本約5,000円〜数万円 |
| Webライター | ・Webメディアの記事執筆 ・YouTubeの台本作成 ・メルマガ執筆など | ・1文字0.5円〜3円 ・1記事3,000円～数万円 |
| Webデザイナー | ・Webサイトの制作（企画・レイアウト・デザイン・コーディングなど） | ・約5,000円〜数十万円 |
このように、
正社員以外にもさまざまな働き方があり、
自分に合った仕事を長く続けることが
大切です。
正社員じゃないとダメ・生きていけない人の特徴とは？辞めると人生が詰むケースも……。
さまざまな働き方がありますが、
人によっては正社員を辞めると
生活が困窮してしまう人もいます。
安易に正社員をやめるべきでない人の特徴は、
以下の通りです。
- 正社員の安定性を重視する人
- 無計画で正社員を辞めてしまう人
- 自分に最適な働き方が明確になっていない人
上記の特徴が自分に当てはまっていないか
確認してみましょう。
もし当てはまる場合は、
焦って正社員を辞めるのではなく、
まずは自分の状況や将来について
じっくり考えてみましょう。
正社員じゃないと不安で押しつぶされそうな人
正社員じゃないと不安で押しつぶされそうな人は、
辞めるべきではありません。
非正規社員やフリーランスで働いている最中に、
ずっと「正社員の方が良いのかな……」
などと悩んでしまう可能性があるからです。
悩みながら働き続けることは、
精神的な負担が大きくなってしまう
可能性があります。
不安で押しつぶされそうな人や安定を求める人は、
正社員としての働き方が
合っているかもしれません。
無計画で正社員を辞めてしまう人
非正規雇用やフリーランスは、
自由度が高い一方で、
収入や福利厚生が不安定になる
可能性があります。
そのため、
正社員以外に働き方は複数ありますが、
無計画で辞めるべきではありません。
次にどんな仕事がしたいか・就きたい仕事に必要なスキルは何か
などを考えていないと、
なかなか仕事につけず
無職の期間が長くなる可能性が高いです。
また、焦りから
やりたくもない仕事に就いてしまうかもしれません。
正社員を辞める際は、
今後のキャリアを明確にしたうえで
行動に移しましょう。
自分に最適な働き方が明確になっていない人
自分に最適な働き方が
明確になっていない人は、
まだ正社員を辞めるべきではありません。
次の仕事を適当に選んでしまうと、
自分に合っておらず早期離職してしまう
可能性が高いです。
離職を繰り返していると、
面接官に与える印象も悪く
再就職が難しくなるでしょう。
また、自分のキャリアプランが
明確でないまま転職を繰り返すと、
スキルや経験が積み重ねられず、
キャリアアップが難しくなる
可能性もあります。
そのため、正社員を辞める前に、
まず自分に合った働き方は何かを明確にしましょう。
「正社員じゃないとダメ」かは人によって大きく異なる！親ではなく「キャリアのプロ」に相談しよう！
「正社員じゃないとダメ」かは
人によって大きく異なります。
親や周囲の意見を聞くだけでなく、
キャリアのプロに相談し自分に合った
働き方・仕事を探していきましょう。
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「正社員じゃないとダメ」なんて考えは古い！正社員以外の働き方4選
正社員以外の働き方は、
主に以下の4つが挙げられます。
- フリーランス・自営業
- 派遣社員
- 契約社員
- フリーター
それぞれのメリット・デメリットを紹介するので、
自分に合った働き方を見つけるための
参考にしてくださいね。
フリーランス・自営業
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・働く時間や場所に縛られない ・頑張った分だけ収入につながる ・仕事を選べる ・好きで身につけたスキルが役に立つ | ・収入が安定しない ・仕事の管理が大変 |
フリーランス・自営業は、
会社員として組織に属さずに
個人で仕事を請け負う働き方です。
仕事の例としては、
デザイナー・プログラマー・税理士など
幅広くあります。
▼こんな人におすすめ
・働く時間や場所に縛られたくない人
・自分でスキルを身につけるために行動できる人
・仕事を自由に選びたい人
フリーランス・自営業は、
働く時間や場所に縛られないなどの
メリットがありますが、
自分で営業して仕事を勝ち取りにいかないと
収入が安定しません。
積極的に行動ができ、
自分でスキルを身につけられる人が
おすすめになります。
派遣社員
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・ライフスタイルに合わせた仕事が選べる ・さまざまな職場で経験を積める ・派遣会社のサポートが受けられる | ・雇用が不安定（契約期間が満了すると雇用が終了する可能性がある） ・同一組織での派遣期間は原則3年（ただし、例外あり） ・収入が不安定な場合がある ・福利厚生が正社員より少ない場合がある |
派遣社員は、
人材派遣会社に登録して仕事を振ってもらいます。
正社員と同じフルタイムでも働けますが
「週に3日、午前中のみ」「週5日で夕方5時まで」
など自由に選択できる場合が多いです。
▼こんな人におすすめ
・働きたい仕事が決まっている人
・転勤や異動をしたくない人
・プレッシャーを感じたくない人
契約社員は業務内容によっては、
正社員と同じくらいの収入を得られる
可能性が高いです。
また、転勤や移動がほとんどないことも
大きなメリットです。
しかし、昇給や昇格する可能性が低いため、
将来的に考えるとおすすめできません。
フリーター
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・シフトの融通が利きやすい ・複数のアルバイトを掛け持ちできる ・責任が比較的軽い | ・収入が不安定 ・キャリアアップが難しい ・社会的な信用が低い場合がある（ローンが通らないなど） |
フリーターは非正規雇用で働き、
短期の仕事やアルバイトを複数掛け持ちする人を指します。
特に学生などの若い世代に多く、
学業との両立を重視しながら
働いている場合が多いです。
▼こんな人におすすめ
・学業と趣味を両立して働きたい人
・いろんなバイトを経験したい人
・重い責任を負いたくない人
フリーターは学生や資格の勉強をしているなど、
学業と両立するうえではおすすめです。
しかし、バイトによっては
シフトをなかなか入れられない場合もあり、
収入がまったく安定しません。
また、社会的な信用がなく、
ローンやクレジットカードの
審査に落ちてしまうことが
大きなデメリットだと言えます。
【注意】もし正社員を辞めるならデメリットを把握しておこう
正社員を辞めるデメリットは
以下になります。
- 収入が減る可能性が高い
- ローンが通りづらい
- 知識がないと仕事を獲得しづらい（自営業の場合）
今の仕事が嫌といった理由で
安易に正社員を辞めてしまうと、
後悔する可能性があります。
正社員を辞めて後悔しないためにも、
しっかりデメリットを把握しておきましょう。
収入が減る可能性が高い（無計画で辞めた場合）
無計画で正社員を辞めた場合は、
収入が減る可能性が高いです。
正社員を辞めてすぐに
安定した給与が得られる仕事に
就けるかはわかりません。
次の職場が決まらずに
低収入のバイトを続ける可能性もあります。
そのため、正社員を辞める前に
今後のキャリアについて
整理しなければいけません。
今後のキャリアについて考える上で、
キャリアコーチングの活用も有効な手段です。
キャリアコーチングでは、
専門のコーチが
あなたの強みや価値観を丁寧に分析し、
本当にやりたいことや、
あなたに合った働き方を
見つけるサポートをしてくれます。
また、キャリアコーチングの中には、
ポジウィルキャリアのように
無料で相談できるものもあります。
正社員を辞めたいと考えている方は、
まずは無料相談を受けてこれからの計画を立てましょう。
ローンが通りづらい
正社員を辞めてしまうと
社会的信用が低下するため、
ローンやクレジットカードの
審査に通りづらくなる点が
大きなデメリットです。
正社員の社会的信用は、さ
まざまな雇用形態のなかでも特に高いです。
そのため、正社員を辞めるタイミングは、
直近で何かの
審査を控えていない・審査を受けたあとに
するのが良いでしょう。
知識がないと仕事を獲得しづらい（自営業の場合）
正社員を辞めて自営業になった場合、
知識やスキルがないと仕事を獲得しづらいです。
自営業が仕事を獲得するには、
自分で営業をするか
知人から紹介してもらうかになります。
そのため、知識やスキルがない状態だと、
なかなか仕事を獲得できません。
正社員を辞めて自営業になるなら、
事前に受けたい仕事を明確にして
スキルや知識を手に入れておきましょう。
「正社員じゃないとダメ」と言われた人からよくある質問をまとめました
「正社員じゃないとダメ」
と言われた人からよくある、
以下のような質問と回答について紹介します。
- フリーター（女性）なのですが正社員じゃないとやばいですか？
- 正社員じゃないと結婚できませんか？
- 何歳までなら正社員に戻れますか？
- 正社員じゃなくても稼げますか？
正社員じゃないとダメかに関する
疑問を解消するための
参考にしてくださいね。
Q.フリーター（女性）なのですが正社員じゃないとやばいですか？
女性で正社員じゃないフリーターでも
やばくはありません。
性別に関係なく、
将来設計やキャリアプランがしっかりしていれば、
フリーターでも問題ありません。
しかし、将来のキャリアを構築していないフリーターだと、
男性から不安に思われたり
パートナーの両親が認めてくれなかったりする
可能性が考えられます。
ポジウィルなどのサービスを利用することで、
専門家のサポートを受けながら、
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将来の計画が明確でないなら、
キャリアコーチングで現状の整理とキャリア構築を行うのが
良いでしょう。
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まず無料相談を受けてみましょう。
Q.正社員じゃないと結婚できませんか？
正社員じゃないからといって、
結婚できないわけではありません。
しかし、正社員の女性に比べると
結婚しにくいケースが多い傾向です。
理由としては、
金銭面で不安に思われる、
将来の計画を立てられない人だと思われる
などが挙げられます。
フリーターを続けるにしても、
明確な将来の目標や夢を持ちましょう。
Q.正社員じゃなくても稼げますか？
結論、正社員じゃなくても稼げます。
実際にフリーランスやフリーターとして、
正社員以上に稼いでいる方も中にはいます。
しかし、正社員以外で稼ぐには、
コミュニケーション力・営業力・スキルや知識
などは必須です。
さらに、自ら積極的に行動し、
スキルを磨き続ける努力が必要となります。
「正社員じゃないとダメ」かは人によって異なる。自分に最適な働き方を見つけよう！
「正社員じゃないとダメ」かは
人によってまったく異なります。
中にはフリーランスや契約社員として、
正社員以上に稼ぐ人もいます。
しかし、計画を立てずに正社員を辞めてしまうと、
なかなか次の仕事につけず
無職の期間が長くなる可能性が高いです。
そのため、正社員を辞める前にキャリアコーチングで、
今後のキャリアを明確にすることが
大事です。
ポジウィルキャリアでは、
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「自分はどんな人生を送りたいのか」
「どんな仕事なら向いてるのか」
を徹底的に考え抜きます。
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